2015-02-25

フランス系カンボジア人 トリオ

Photo Kampuchea Party Republic
「フランス系カンボジア人がFリーグ挑戦へ!」
 
 実際はトライアルを受け始めた段階で、契約できるかはこれからのアピール次第ではあるが、挑戦者であるDANI KOUCHのこうした動きはカンボジア人選手たちの刺激になるだろうか。

 フランス系カンボジア人選手は他にもいる。プノンペンクラウンのThierry(写真真ん中)、Boris(右)、そしてSokthorn(左)の3人である。ピッチを離れても、家族ぐるみで親交している姿を度々ソーシャルメディアに書き込んでいる。ファッションセンスも他のカンボジア人に比べて際立っており、雑誌や広告のモデルに抜擢されることもある。

 Borisは雑誌のインタビューで、「カンボジアに来たとき、ピッチの上でも、生活面でも、DaniやThierryがよく助けてくれている」とコメントしていた。それほど絆も深いようだ。

 W杯1次予選に向けての最終合宿にはThierryとSokthornが選出されており、12日と17日のマカオ戦でプレーすることが濃厚で、2次予選進出へのキープレイヤーになる可能性もあるので注目したい。

 日本で挑戦するDaniや、W杯予選を戦うThierryやSokthornの活躍で、今後母国に戻ってプレーを望む選手が増えてくるかもしれない。また逆に、海外移籍を夢見る選手も多くなるかもしれない。そうなれば、カンボジアフットボールのレベルは一気に上がっていくだろう。

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