2016-04-06

2016カンボジアリーグ 第3節 結果と順位



中断していたカンボジアリーグが先週末再開した。

4節の結果は写真と通り。無敗をキープしたのはアーミーとスヴァイリエン。両チームともナーガ、ボンケットから勝ち点3を得る貴重な勝利となった。カンボジアンタイガーも勝利し、上位との差はキープ。一方クラウンは、ウエスタンと引き分け今シーズンは未だに勝利は1試合のみと苦しんでいる。

そして毎シーズンまずまずな補強で強化をしてくるナーガとクラウンだが、今シーズンまだ4節をおえたばかりといっても、想像以上に勝ち点を稼げてない。両チームとも早めの巻き返しができるかがポイントだ。


1つ心配なのは、下位に沈むアジアヨーロッパ、ウエスタン、CMACユナイテッド。予想通りの順位だが、途中で活動停止というような状況にならなければいいのだが。


2016-03-28

2016 Jリーグ U-16チャレンジリーグにカンボジアトレセンが参加へ


カンボジアトレセンが、2016 Jリーグ Uー16チャレンジリーグに参加する。グループ3に入ったカンボジアの試合会場は福岡のグローバルアリーナ。大会は30日から3日間で、カマタマーレ讃岐、アビスパ福岡、ロアッソ熊本、鹿児島ユナイテッド、PVF(ベトナム)と対戦する。

カンボジアを率いるのは井上和徳氏。壱岐前監督の後任として、ベガルタ仙台より派遣されている。なおカンボジアトレセンは、U16カンボジア代表選手とスヴァイリエンのアカデミーの選手の混合チーム。どんな戦いを魅せてくれるのか楽しみである。

今年はカンボジアでU16東南アジア選手権も開催されることが決まっている。

小原氏率いるU19カンボジア代表が国際大会で優勝!




タイのチェンライで開催されていた第12回メコングッドウィル国際大会に参加していた小原一典氏が率いるU19カンボジア代表。見事大会を制し、金メダルを国に持ち帰った。今後小原氏が継続して監督としてチームを率いるかは未定だが、カンボジアの育成は止まることなく成長を続けていることは確かだ。そこに日本人が関わっていることは本当に誇らしいことである。

小原さん、カンボジア代表、おめでとうございます!

カンボジア シリアに大敗。そして強まる監督批判。



324日、カンボジアはオマーンでシリアと戦い0-6で敗れた。これでカンボジアにとってのW杯とアジアカップへの戦いは終わりを告げた。

(アジアカップはプレーオフが残されていました!)

この試合でバタナカなど主力メンバー数選手を登録外にした韓国人のイテフン監督に対し、カンボジアの多くのファンがソーシャルメディアを通じて批判的なコメントを書き込んでいる。近年のカンボジア代表の活躍に大きく貢献してきた同監督が何故このような事態になっているのか。高評価から一転の裏には……

シリアから帰国後、メディアに主力選手を外したことについて問われたイテフン監督は詳細を語ろうとはしなかった。しかし、バタナカなどの振る舞いに問題があったのは確かのようだ。プロフェッショナルな選手として、またカンボジア、国を背負う一人の選手として、監督には思うところがあったのだろう。

しかし、そんなこと理由は今のカンボジアファンには通用しないのだ。今年に入り、カンボジアオールスターはタイの強豪ムアントン、ブリラム。そして今月に入りラオスオールスターと試合を行い代表戦を上回る熱狂と感動を与えている。

それらの試合をみているファンにとって、今回のシリア戦の大敗は期待と希望が大きく打ち砕かれた、言い方を変えればイテフンに裏切られた。そのような感情なのかもしれない。

カンボジアオールスターを率いたソバナラは、以前代表を率いていた。トヨタメコンクラブ選手権でもボンケットを準優勝に導いた彼を代表監督へ。そんな声が日に日に増している。このままでは、急激に成長と発展を遂げている今のカンボジアにとって、そのスピードを緩めかめない、そんな事態にならないといいのだが….

W杯とアジアカップは終わったが、この秋にはスズキカップがある。カンボジアはまずこの大会でタイトルを獲るための準備をしてほしい。


2016-03-09

カンボジアオールスター 和田と水野がメンバー入り


カンボジアリーグは第3節を終了し中断期間に入っている。

この期間にA代表はW杯兼アジアカップ予選。U19代表はタイで行われる国際大会参加。そしてリーグ選抜はプノンペンでラオスオールスターズと試合を行う。


ラオスオールスターと戦うリーグ選抜のメンバーに、日本人ではボンケットの和田雄也とスヴァイリエンの水野輝が選出された。その他北朝鮮のチェ・ミョンホなど、外国人選手は5人が選ばれている。和田は1月に行われたムアントン、ブリラム戦に続き2度目の選出。


Photo Masayori Ishikawa

タイで開催されるメコングッドウィルゲームス2016に参加するカンボジアU19の監督には、同国サッカー連盟の技術委員長の小原一典氏が正式に指揮することが発表された。この大会はカンボジアの他、タイ、ラオス、ミャンマー、中国、ベトナムと、メコン川が流れる国々が参加する。この大会後も継続して小原氏が監督を務めるのかは現在のところはっきりしていない。


A代表も24日のシリア戦に向けてキャンプをスタートさせた。バタナカやウドンなど、ベストメンバーでオーマンに乗り込むことになりそうだ。


2016-03-07

2016カンボジアリーグ 第3節 順位


2016カンボジアリーグ 第3節<最終日>

Photo Masayori Ishikawa

Photo Kem Sovanna

Photo Masayori Ishikawa

カンボジアリーグは6日、プノンペンとスヴァイリエンで第3節の2試合が行われた。

プノンペンで行われたアーミーとウエスタンの試合は、今季よりアーミーに加入した北朝鮮人のチェ・ミャンホの4得点の活躍などで51と勝利した。27歳のチェ・ミャンホは、05年にアジア年間最優秀ユース選手賞を獲得している。A代表の経験も持つ実力ある選手が、今季よりカンボジアリーグでプレーしている。この試合、アーミーでは柳舘卓がスタメン出場。ウエスタンの東山は前半途中出場。

スヴァイリエンで行われたスヴァイリエンとナショナルポリスの試合は11のドロー。スヴァイリエンの水野輝はスタメン出場した。カンボジアリーグは約3週間の中断期間に突入。代表戦や記念試合などが行われる予定だ。

<カンボジアリーグ第3節>
CMACユナイテッド 7-0 ボンケットアンコール
アジアヨーロッパユナイテッド 3-1 カンボジアンタイガー
ナーガワールド 2-1 プノンペンクラウン
ウエスタン 1-5 アーミー
スヴァイリエン 1-1 ナショナルポリス

2016-03-06

小原氏がカンボジアU19代表監督へ?

Photo Masayori Ishikawa

現地メディアによると、カンボジアサッカー連盟の技術委員を務める小原一典氏が、今月タイで開催されるメコン グッドウィル ゲームス2016に参加するカンボジアU19監督を代理すると報じている。小原氏は、昨年カンボジア代表監督としてW杯予選を2試合率いた経験を持っているため大きな問題はない。

近年カンボジアは代表ブームだ。もちろん人気だけではなく、各カテゴリーの代表チームに才能豊かな選手が多く、今後が楽しみである。


ラオプレミアリーグオールスターと記念試合へ


カンボジアサッカー連盟は4日、今月18日にラオスとの国交60周年を記念し、プノンペンのオリンピックスタジアムでラオスリーグオールスターを迎えて記念試合を開催することを発表した。

1月にタイの強豪ムアントン、ブリラムを迎えた試合では、フンセン首相がビッグボーナスを出すなど大きな話題となったカンボジアリーグオールスター。ラオスオールスターとの試合ではどんなサプライズがあるだろうか。日本人選手もおそらく出場するだろう。


2016カンボジアリーグ 第3節<初日、2日目>






カンボジアリーグは4日、5日と各地で第3節が開催された。
ボンケットはCMACユナイテッドに7-0で大勝。エースのバタナカはハットトリックを記録。途中出場の龍田も1得点を決めている。和田はスタメンで出場した。CMACではワタナベタクヤもスタメン出場している。

未だ勝ち星がなかった日系クラブ、カンボジアンタイガーはアジアヨーロッパユナイテッドと試合を行い定國、木原のゴールで3-1の勝利。今季初の勝ち点3を獲得。中断前に大きな勝利となったことだろう。日本人選手は定國、木原の他、友廣、村松がスタメン出場した。

プノンペンクラウンはナーガワールドに1-2の敗戦。ナーガも3試合目でようやく今季初勝利。それも相手がクラウンだっただけに、今後に響く大きな1勝になるかもしれない。ナーガの日本人、深澤はスタメン出場した。


本日第3節最終日。午後3時半よりウエスタンプノンペンとアーミー。午後6時よりスヴァイリエンとナショナルポリスが行われる。3節が終わるとカンボジアリーグは中断期間へ突入する。

<カンボジアリーグ第3節>
CMACユナイテッド 7-0 ボンケットアンコール
アジアヨーロッパユナイテッド 3-1 カンボジアンタイガー
ナーガワールド 2-1 プノンペンクラウン

2016-02-29

2016カンボジアリーグ 第2節 順位


2016カンボジアリーグ 第2節 <最終日>



カンボジアリーグは28日、第2節最終日で2試合が行われた。日系クラブカンボジアンタイガーは、アウェイでスヴァイリエンと対戦し1-6で敗れた。カンボジアンタイガーの得点はカターレ富山から新加入した村松選手でした。


木原監督のコメント(本人Twitterより)



カンボジアンタイガーは開幕から2連敗とスタートダッシュに失敗。しかしシーズンは始まったばかり。今回の大敗がいい影響を与えるか。次節が楽しみである。

試合ハイライト


もう1試合は、CMACユナイッテドが5-1でアジアヨーロッパユナイテッドに勝利した。

2016-02-28

2016カンボジアリーグ 第2節 <初日・2日目>

Photo Sam Prathna
Photo Sam Prathna
カンボジアリーグ第2節が今週末各地で行われている。
ナショナルポリスとプノンペンクラウンの試合は0-0のスコアレスドロー。ナショナルポリスとしては満足な結果だろうか。一方プノンペンクラウンにとっては負けに等しい結果だろうか。

Photo Sam Prathna

Photo Sam Prathna

2
日目に行われたナーガワールドとアーミーは、アーミーが1-0でナーガワールドに勝利した。ナーガ、アーミーともに2シーズン補強に積極的だ。ナーガは代表クラスを多くそろえ、2シーズン連続クラウンから代表選手を獲得した。アーミーは才能豊かなカンボジア人選手が多く。また、今季は日本人や北朝鮮人を新たに加えるなど、他とは異なるチーム作りをしているのは興味深い。まだ第2節だが、代表クラスをそろえているナーガにとっては痛い負けか。
Photo Sam Prathna


Photo Sam Prathna
そしてボンケットアンコールとウエスタンプノンペンの試合は、王者ボンケットが6-0と圧勝。日本人の和田雄也も得点を決めている。ウエスタンは東山は2試合連続スタメン出場した。

第2節最終日、スヴァイリエンとカンボジアンタイガー。アジアヨーロッパユナイテッドとCMACユナイテッド。どちらも午後6時キックオフ。日本人選手の活躍を期待したい。

2016-02-22

2016カンボジアリーグ 第1節 順位


2016カンボジアリーグ 第1節<最終日>


カンボジアリーグは21日、第1節最終日が行われ、スヴァイリエンはホームでCMACユナイテッドに6-2で勝利。昨年レギュラーシーズンを制し、トヨタメコンカップでも準決勝に進出したボンケットアンコールはアジアヨーロッパユナイテッドに3-2と勝利し白星発進した。

スヴァイリエンでは水野輝が、ボンケットアンコールでは和田雄也、龍田和樹が先発出場した。

2016-02-21

2016カンボジアリーグ 第1節<2日目>


アーミーFC 後列左3番目 柳舘卓選手
ナショナルポリス 28番太田選手
ナーガワールドFC  前列右 深澤選手

ウエスタンプノンペンFC 前列左 東山選手

カンボジアリーグは20日、第12日目の2試合がオリンピックスタジアムで行われ、ナショナルポリスとアーミーは1-4でアーミーが白星発進した。ナーガワールドとウエスタンプノンペンは1-1で引き分けた。


また、ナショナルポリスは太田、アーミーは柳舘卓、ナーガは深澤がキャプテンとして、ウエスタンは東山と4チームそれぞれで日本人選手が先発出場を果たした。

開幕戦最終日は、スバイリエンとCMACユナイテッドがスヴァイリエンスタジアムで午後6時キックオフ。同時刻にオリンピックスタジアムでボンケットアンコールとアジアヨーロッパユナイテッドが戦う。

2016-02-20

2016カンボジアリーグが開幕!

Photo Sam Prathna
Photo Sam Prathna

カンボジアリーグは19日、RSNスタジアムで新シーズンが開幕し、3連覇を狙うプノンペンクラウンがホームで日系クラブカンボジアンタイガーに3-1で快勝し、白星発進した。カンボジアンタイガーの唯一の得点は、2シーズン連続で監督兼選手を務める木原。豪快に突き刺す気持ちのいいゴールだった。




カンボジアンタイガーは昨シーズン3位でレギュラーシーズンを終え、プレーオフも戦った。今季の目標はリーグ優勝。そしてその先にある国際大会への参加だ。木原、友廣、吉原、そして今季はカターレ富山から村松、カンボジアリーグを経験している定國が新加入した。カンボジア選手も代表経験者を揃え、昨シーズンの弱点をしっかり強化して臨む今シーズン。開幕は敗戦を喫したが、今年も間違いなくカンボジアリーグを盛りあげてくれることだろう。


今季、カンボジアリーグは10チームが参戦(昨季から2チーム減)。これから多くの日本人選手が開幕戦に出場予定。今季はカンボジア代表に負けないぐらい、日本人選手がひとつムーブメントを起こしてほしい。

2016-01-18

キリボン・ソク・センチェイ 活動停止へ

Photo Masayori Ishikawa

カンボジア1部リーグ、タケオ州の州都タケオをホームタウンとするキリボン・ソク・センチェイは18日、今シーズンのトップチームによる一切の活動を停止すると発表した。

キリボンは2年連続下位争いを演じ、リーグ戦の最中にスポンサーが支援を停止するなど財政面で大きな問題を抱えていた。しかし最近、スタジアムの建設計画が発表されるなど、ようやくホームタウンでリーグを戦える可能性が出てき、地元も大きな盛り上がりをみせることだろうと期待していた矢先の活動停止発表。


カンボジアリーグでは、ビルブライトユナイテッドが今季の活動停止を発表していたが、一転、参加する方向で調整しているようだ。どちらにせよキリボンが抜けるということで、今季のカンボジアリーグは11チームで開催されることは間違いないようだ。

2016-01-10

チャリティーマッチのメンバーが発表!



16日にプノンペンのオリンピックスタジアムで行われる、カンボジアリーグオールスターとタイの強豪ムアントンユナイテッドとの試合のメンバーが発表された。


日本人選手では、トヨタメコンクラブ選手権でボンケットアンコールの準優勝に大きく貢献した和田と龍田が選ばれた。また、ナーガワールドから深澤、カンボジアンタイガーから友廣も選ばれている。そして、今季ボンケットアンコールを裏で支えた日本人トレーナーの楫野さんもスタッフへ。

このチャリティーマッチは、カンボジアとタイの国交65周年を祝うイベントのひとつで、16日にムアントンユナイテッド、23日にブリーラムユナイテッドをカンボジアのプノンペンに迎えて開催される。

2016-01-07

ビルブライトユナイテッドが活動停止へ


カンボジアリーグ1部のビルブライトユナイテッド(BBU)が、財政難のため新シーズンを前に活動停止を発表した。BBUの母体は大きな大学で、過去には伊藤壇も所属。また、カンボジアやシンガポールでフットボール事業を行っているGFA(日系)と提携しスタジアム建設の話も出ていたほどだ。

昨シーズンのアルビレックスに続いて2年連続1部リーグのクラブが活動停止。開幕を約1ヶ月前に控え、連盟は頭の痛いところだろう。


また、CMACユナイテッドも給料未払いで話題になっている。昨年は代表ブームで盛り上がったカンボジアだが、国内リーグの運営方法のブレ、また一部のクラブは財政面で大きく苦しんでいる。これが、現実である。


カンボジア代表も参加するバングラディッシュ・ゴールドカップは明日開幕!

カンボジア代表メンバー

カンボジア代表も参加するバングラディッシュ・ゴールドカップが明日開幕する。代表メンバーは、W杯予選、シーゲームを戦った選手がメインだが、バタナカ、ソクンピア、ティエリーなど主力数人は、13日に行われるタイの強豪ムアントンユナイテッドとの試合を優先するため選出されなかった。

大会は明日から20日まで開催される。

2016-01-03

龍田和樹 ボンケットアンコールと正式契約!


一昨年、アルビレックス新潟プノンペンで戦い、昨季はアーミーでプレーした龍田和樹。そして昨年リーグ終了後には、ボンケットアンコールに合流しトヨタメコンクラブ選手権を戦い、もう一人の日本人選手和田雄也と共にチームの準優勝に大きく貢献した。その龍田が、これまでの活躍が評価されボンケットアンコールと正式に契約を締結したとのことだ。同じ日本人として、これまで以上の活躍を今季は期待したい。