2015-02-22

カンボジアの希望が引退へ



 先日ドイツメディアは、ブンデスリーガ2部のFSVフランクフルトに所属するドイツ系カンボジア人ストライカーの“Chhunly Pagenburg (チュンリー)”が怪我のため28歳の若さで引退すると報じた。一部のファンの間で再びチュンリー待望論が湧きあがったのは、10日W杯1次予選の組み合わせが決定した直後のことだった。それからすぐ、この希望は夢で終わることとなった。

 昨年開催されたスズキカップでも、ファンは彼の招集をソーシャルメディアを通して訴えたことがあった。カンボジアサッカー連盟の関係者によると、パスポート、ビザの関係で難しいという話だったが、プレーすることもさえも難しかったのではないだろうか。実際2年間でプレーすることができたのは、わずか数試合だった。

 過去にはドイツU19とU20代表でプレーし、2年前にはカンボジア代表でも国際Aマッチ1試合を記録し、“カンボジアの希望”と言われたチュンリー。今後について、指導者を目指したいとコメントしている。

Chhunly Pagenburg

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