2015-04-30

U23カンボジア代表はU22マレーシア代表と対戦しドロー

Photo FFA

 U23カンボジア代表は29日、マレーシアのシャーラムで同国U22代表(ヤングタイガース)と強化試合を行い3-3で引き分けた。カンボジアは失点しては追いつく試合展開ではあったが、鮮やかなカウンター攻撃など、終始リズムある試合運びを見せたカンボジア。観戦したマレーシアサッカー協会(FAM)の関係者も驚いたようだ。特に11番バタナカの評価はずば抜けて高かった。

 今回のマレーシア遠征では2試合が組まれており、昨夜行われた試合はシンガポールリーグに在籍するヤングタイガース22歳以下のメンバー。1日にはシーゲームに参加するU23ヤングタイガースと強化試合を行う予定になっている。

2015-04-29

U23カンボジア 今夜U23マレーシアと強化試合

Photo Khmer Goal

 マレーシアに遠征中のU23カンボジア代表は今夜、同国U23代表と強化試合を行う。1日にも再戦し、来月11日はベトナムのロンアン省でU23韓国代表、15日にはU23ドンタム・ロンアンと強化試合を行い、シーゲーム シンガポール大会に臨む予定だ。

 ちなみにイ・テフン監督は、カンボジアサッカー連盟(FFC)の 「シーゲームかW杯2次予選か」 の問いに、迷わずシーゲームを選んだようだ。昨年常々 「シーゲームはメダルを獲りに行く。そのために全力で準備する」 と語っていた。FFCとは7月末で契約満了のため、大会終了後はどんな結果であろうとカンボジアを去る可能性がある。

 

2015-04-27

プノンペンでツバサカップを開催

Photo Albirex Niigata Phnom Penh

 先週末、ツバサ橋開通を記念したフットサル大会が行われ、キャプテン翼の作者高橋陽一先生や南葛シューターズも来カンし、大会を盛り上げた。

 大会については、アルビレックス新潟プノンペンがレポートしている。
 https://www.facebook.com/albirexppfc

カンボジア代表がシーゲームとW杯2次予選に向けて強化をスタートした


 U23カンボジア代表は27日、シーゲーム(東南アジア競技大会)に向けてU23マレーシア代表と強化試合2試合を行うためクアラルンプールへ。試合は29日と1日に行われる。その後、U23韓国代表とベトナムとクラブと強化試合を予定している。

 また、小原監督が就任したカンボジア代表も、W杯2次予選に向けて強化合宿をスタートさせた。この合宿直前、小原氏自身がカンボジアリーグでプレーする日本人選手たちから各選手の特徴や性格などを聞くなど、情報収集を行ったという話で、協力体制も整っている。

 チャレンジリーグも中止になり、7月のリーグ開幕までカンボジアは代表一色のムードになりそうだ。

 

2015-04-24

アジアチャンピオンズトロフィー 開幕は7月へ

Photo ACT

 マレーシアのフットボールアカデミー「フレンツ」が主催する、育成世代のACLと言われるアジアチャンピオンズトロフィー。カンボジアからは、前回大会も出場したプノンペンクラウンがエントリーしているようだが、ここにきて5月開幕から7月開幕へ延期になったようだ。

 今大会より日本からは鹿島アントラーズも参加すると言われているが、参加する選手たちの学校の問題もあるため、大会の開催日程の変更があったと考えられる。この大会は、ホーム&アウェイで開催されるため、5月開幕となるとアウェイでの試合の場合、週の半分は学校を休まなければいけないことになるので、各参加クラブから大会開催時期の変更を求められていたという話を聞いた。真相はわからないが、公式からも日程が削除されていることから、7月開幕は間違いないのかもしれない。

 クラブは費用、選手は学校など、大会参加にあたり様々な問題があるものの、育成年代の貴重な国際大会としての評価は高く、今大会から日本や韓国も参加するということで、大会のレベルは確実に上がるとみられており、楽しみな大会だ。

カンボジア代表 日本人の小原氏が監督代行へ

Photo Ohara & Tola

 カンボジアの現地メディアは24日、カンボジアサッカー連盟内でも力を持つメイトラ氏が 「日本人でカンボジアサッカー連盟の技術委員を務める小原氏がW杯2次予選の初戦と第2戦を代行することになる」 と語ったと伝えた。

 これまでA代表とU23代表を兼務してきたイテフン監督は、シーゲーム(東南アジア競技大会)とW杯2次予選のどちらに集中するのか協会側と話し合った結果、昨年よりメダルを狙うと強い意欲を示していたシーゲームを最終的には選んだようだ。仮にシーゲームで上位に進出すると、W杯2位次予選の初戦と第2戦の日程に被ることになるため、今回小原氏はその2試合のみを代行することになる。

 またメイトラ氏は、今夏で2年契約が終了するイテフン監督について「まだ契約の延長の有無は話し合っていない。これまでの結果とシーゲームの結果を見て、今後執行部で話し合っていく予定です」 と付け加えた。つまり、シーゲームの結果次第、そして小原氏の2試合の結果次第では、そのまま小原氏が監督に就任する可能性もあるということだろう。


 W杯2次予選開幕までおよそ1カ月半。個人的には、小原氏には日本人のサポートが1人必要だと感じているが、どのようなチーム編成になるのだろうか。

2015-04-23

来月開催予定だったチャレンジリーグは中止へ

Photo Masayori Ishikawa

 プノンペンクラウンのプレスオフィサー担当のアンディ―は23日、来月5クラブが参加して開催される予定だったチャレンジリーグが中止になったことを自身のFacebookで明かした。中止の理由は、5月からW杯2次予選第2戦(6月16日)まで、U23代表とA代表で合わせて約50名の選手が代表の活動を行っているためメンバーを組めないとのこと。

 また、イテフン監督はシーゲームでベスト4以上を狙っているため、W杯予選の準備が事実上不可能ということで、現在カンボジアサッカー連盟のテクニカルディレクターの小原氏がA代表の準備を進めていることも明かした。

 リーグは3月から7月へ。チャレンジリーグは開催から中止へ。よく考えれば、もう少ししっかりと計画は立てられそうだと思うのだが。そんなに先を読む力もないものか。どうか、あらゆることが上手くいってほしいと願う。

なでしこジャパンがカンボジアで試合!?


 「ツバサ橋」の開通記念として、今週末にオリンピックスタジアムに隣接するアリーナでツバサカップ(フットサル大会)が開催される。同記念イベントでは、エキシビジョンマッチも開催される予定だが、カンボジアでは写真のようなポスターが出回っており、一部のファンの間では 「日本女子代表が来るのか!?」 と盛り上がりを見せている。

 それについてカンボジアの女子チームの広報は、「南葛シューターズというチームで日本代表ではありません」 と、その対応に追われているようだが、いい宣伝にもなっているのではないだろうか。

 W杯2次予選が開幕すれば、自然とカンボジアのファンは日本サッカーの情報を集めだすだろう。これは日本サッカーやJリーグのアジア戦略にとって、もしかしたら大きなチャンスになるかもしれない。

W杯2次予選 日本戦は18時半キックオフ予定


 W杯2次予選、カンボジアのホームゲームは全試合プノンペンのオリンピックスタジアムで開催されることが決定した。

 既に非公式ながら関係者には、会場とキックオフ時間の日程が伝えられており、11月17日に行われる日本との試合は、プノンペンオリンピックスタジアムで18時半キックオフ予定(日本時間20時半)になっている。



2015-04-22

カンボジア代表監督に小原一典氏が就任か!?


 カンボジアの現地メディアは22日、W杯アジア2次予選に向けて小原一典氏が就任することが濃厚であると伝えた。既に本人もプノンペン入りしており(テクニカルディテクターの職についている)、近日にも正式に発表されるだろうと付け加えている。

 A代表とU23代表の監督を兼任してきた韓国人イテフン監督は現在、5月下旬に開幕するシーゲーム(東南アジア競技大会)に向けてU23カンボジア代表を指揮している。同大会は5月下旬から6月中旬まで開催されるため、イテフン監督がW杯2次予選の準備に携わることができない状況にあった。そのためカンボジアサッカー連盟が描いている計画は、イテフン監督にはU23、小原氏にはA代表をそれぞれ担当を分担してもらうということだ。

 小原氏といえば、先月W杯予選で2次予選進出を決めたブータン代表のベースを作った監督として注目されていた(ブータン代表監督には、新たに築館氏が就任している)。しかし、小原氏が仮にカンボジア代表監督に就任したとしても、おそらく第1戦と第2戦のみを指揮し、その後はイテフン氏が再度その場所に戻るのでは、という話もある。

 どちらにせよ、シーゲームと日程が重なる以上は、イテフン監督ともう一人というこの流れは間違いないだろう。近日発表されるらしいので、興味深く見守りたいと思う。

プノンペン日本人学校が開校!!

Photo プノンペン日本人学校

 近年、日本企業の進出が著しいカンボジア。同時に駐在する日本人も増加している。そして4月20日には、とうとうプノンペン日本人学校が開校した。小学部13名、中学部1名の合計14名でスタートである。日本人学校ができたことで、今後家族でプノンペンへ駐在する日本人も増えるのではないだろうか。

 また、W杯2次予選など、今後代表やJクラブが来カンした際には、子供たちとの交流も積極的に開催されることだろう。そして、カンボジアリーグにも多数の日本人選手がプレーしているため、今後は彼らの貢献活動も増えてくるかもしれない。

 この日本人学校開校は、カンボジアで活動するスポーツ選手にとってもいい機会になることを願いたい。

 

来月 5クラブが参加するチャレンジリーグを開催へ

Photo Phnom Penh Crown FC

 カンボジアリーグの開幕が3月から7月に変更になったため、長いプレシーズン期間が続いているが、どうやら来月よりチャレンジリーグが開催されるようで、関係者やファンの一部では盛り上がりを見せている。

 会場はプノンペンクラウンの本拠地RSNスタジアムで、プノンペンクラウン、スヴァイリエン、ボンケットアンコール、カンボディアンタイガー、アジアヨーロッパユナイテッドの5クラブが総当たりで試合を行い、上位4クラブが準決勝(1位vs4位、2位vs3位)と決勝までを争う大会方式になっている。

 チャレンジリーグは5月2日に開幕し、決勝は6月7日に開催される予定。しかし、代表に多くの選手を送り出しているクラブ、特にプノンペンクラウン、スヴァイリエン、ボンケットアンコールの3クラブの代表選手は、シーゲームやW杯2次予選を控えるこの時期に同大会へフルで参加するのはほぼ不可能だ。一方で、控え組やアカデミー選手にとっては7月のリーグ開幕に向けてアピールする最後のチャンスになるかもしれないので重要な大会にはなりそうだが.....。

 
 注目は日系クラブのカンボディアンタイガーFCでしょうか。選手兼監督である木原氏の本格的な初采配と、新加入した吉原選手など、日本人的にはかなり見所満載です。お時間ある方は是非、スタジアムへ足を運んでみてはどうでしょうか。



スヴァイリエンFC シンガポールカップ初戦は5月22日に決定!


 RHBシンガポールカップに、カンボジアから唯一参加するスヴァイリエンFC。アルビレックス新潟シンガポールとの初戦は、5月22日(金)に開催されることが決定した。試合会場は、シンガポールのジュロン・イーストスタジアムで現地19時半キックオフとなっている。

 スヴァイリエンFCには、元ヴィッセル神戸ユースで活躍していた谷選手が今季より所属している。昨シーズンは、同国1部リーグのナショナルポリスFCでプレーしていた。

2015-04-21

U23カンボジア代表 U23マレーシアと強化試合へ


 U23カンボジア代表は、シーゲーム・シンガポール大会へ向けて強化合宿に入っている。また、今月29日と来月1日には、マレーシアで同国U23代表との強化マッチも組まれている。

 シーゲームは5月末に開幕し、決勝まで進めば6月15日まで同大会に参加することになる。そのため、6月11日と16日に予定されているW杯2次予選の第1戦と第2戦はベストメンバーで臨めない可能性もある。この問題について、アセアン各国は前々からAFCに対応を求めていたが日程の変更は認められなかった。

 現在6月16日のシンガポールと日本の試合を、ホームとアウェイで入れ替える案が検討されているが、先に述べたシーゲームによる対応で1度は首を横に振っているAFCが受け入れるのか気になるところである。

 また、現在インドネシアサッカー協会の活動が禁止されているため、もしインドネシア代表の国際試合が禁止活動になった場合は、シーゲームの抽選会を再度行う可能性も示唆されている。

 色々ありますね。とにかくカンボジアには頑張っていだだきたい!

カンボジア国内 サッカースタジアムが続々完成へ

Photo Phnom Penh Crown

 写真はプノンペンのトゥールコック地区を本拠地とするプノンペンクラウンの「RSNスタジアム」。既にクラブは、U18アジアチャンピオンズトロフィーでも同スタジアムを試合会場にすると明言しており、今後はここでも国際試合が頻繁に行われそうだ。

  カンボジア国内では、続々とサッカースタジアムの建設が進んでいる。現在スタジアムを所有するクラブは、プノンペンクラウンの他、アーミーFC、スヴァイリエンFC、そしてウエスタンFC(キリボンはピッチのみ)。今季からリーグ戦もホーム&アウェイで開催されることが濃厚で、ホーム開催時においては、飲食収入、入場収入、スポンサー収入など、それぞれのクラブがどのようなビジネス展開するのかとても興味深いところだ。

 リーグは7月3日開幕予定になっている。

プノンペンのオリンピックスタジアムのリニューアルは順調!

Photo Sabay News

 プノンペンのオリンピックスタジアムは、クメール正月中も張替工事が行われていた。その成果もあり、工期の進行状況もいい具合だ。おそらく、来月には予定通り完成するだろう。

 今回の張替工事は、FIFAの支援で行われている。そのため、排水工期から念入りに行われていた。もちろん、芝の品質もカンボジアで利用されている人工芝のなかでもかなりの高品質なものになる。リーグ戦よりも先に、W杯2次予選シンガポール戦で利用される予定で、11月の日本戦も、ここオリンピックスタジアムで開催されるだろう。

 レベルの差はあるが、押し寄せる観衆が作り出す独特の雰囲気は、日本にとっては幾分やりにくい雰囲気になるのではないだろうか。そんなことを想像すると、楽しみで仕方がない。

「つばさ橋」の開通記念フットサル大会開催へ

Photo Albirex Niigata Phnom Penh

 4月6日、日本の支援で建設された「つばさ橋」の開通式典が開催された。この橋はプノンペンとベトナムのホーチミンを結ぶ上でも最も重要な幹線道路である国道1号線に建設された。この橋の完成により、フェリーで河を渡る必要がなくなり、経済の活性化も期待される。また、新しく建設されたスヴァイリエンのスタジアムもこの橋を利用していけるため、だいぶ行きやすくなることは間違いないだろう。

 この「つばさ橋」完成を記念して、25日にプノンペンのオリンピックスタジアムの横にあるアリーナ(体育館)でフットサル大会のツバサカップが開催される。この大会は、アルビレックス新潟プノンペン主催で行われ、大会委員長・ゲストとしてキャプテン翼の作者である高橋陽一先生や南葛シューターズも参加する予定だ。

 カンボジアにお住みの方は、是非参加、観戦してはいかがだろうか。

 詳細は → ツバサカップ カンボジア

2015-04-17

RHBシンガポールカップ スヴァイリエンはアルビレックスと対戦へ

Photo S-League

 シンガポールで17日、RHBシンガポールカップ2015の抽選会が行われ、カンボジアから参加するスヴァイリエンFCは、アルビレックス新潟シンガポールと初戦を戦うことが決まった。

 海外からはカンボジアのスヴァイリエンFC、フィリピンのグローバルFC、ラオスのラオポリスFCが出場する。スヴァイリエンFCには、日本人選手でFWの谷選手が所属している。

 1回戦は5月20日ー26日に開催される予定になっており、直後にはシーゲームが控えているため、代表選手を抱えるスヴァイリエンはベストメンバーを組めずに初戦を戦うことが濃厚だ。この試合に勝利すれば、ベスト8に進出する。


2015-04-16

カンボジア W杯2次予選の会場は人工芝

プノンペン オリンピックスタジアム(現在)

 6月からスタートするW杯2次予選。カンボジアのホームはプノンペンにあるオリンピックスタジアムだ。現在人工芝張替の最終工期に入っている。現在カンボジアはお正月のため、工事は中断しているが、連休明けから工事は再開し、5月の初旬にはプレーできる環境まで整うのではないだろうか。またこの張替プロジェクトは、FIFAの支援事業のひとつのため、芝のレベルもかなり高いものだと期待できる。


ウエスタン プノンペン FC フィールド

 思えば昨年JFL選抜が来カンし、カンボジア代表と試合をしたあの当時のオリンピックスタジアムはかなり荒れ果てた天然芝で、選手たちの顔には疲労感がたっぷり滲み出ていた。しかし、今回はそんな心配もいらないだろう。そして、先日市内には一足先に完成したウエスタンプノンペンFC人工芝フィールドもあるので、日本を含め各国代表は試合前の人工芝でのトレーニングに関しても余計な心配は無用だ。

 
 さて、カンボジアと日本が戦うのは、9月3日(日本)と11月17日(カンボジア)。時間はまだまだある。レベルの差も明らかだ。しかし、フットボールは何が起こるかわからない。ということを、カンボジアには魅せてほしいと期待を寄せている。

 今後は選手なども紹介していきます。


2015-04-15

シーゲーム カンボジアはA組へ

Photo Sea Games Official

 15日午後、シンガポールで第28回東南アジア競技大会(シーゲーム)の各種目抽選会が行われ、サッカーではカンボジアはグループAへ。同組にはシンガポールやインドネシア、ミャンマー、フィリピン。

 最近ではホスト国とフィリピンに勝利している。もしかしたらメダルも狙えるかもしれない。大会は5月末に開幕し、順位次第ではW杯2次予選と重複する可能性が高い。既に数か月前に、シーゲームとW杯2位次予選の日程について協議されたが、変更はない予定だ。

 どんな大会になるか注目です。

2015-04-14

カンボジアは日本と同組へ!


 2018年ロシアW杯アジア2次予選の組み合わせ抽選会が14日、マレーシア・クアラルンプールで行われた。

 カンボジアは日本と同組へ。9月3日に日本のホーム、11月17日にプノンペンで行われる。プノンペンのオリンピックスタジアムは人工芝。今後、カンボジアの選手を紹介していきます。



 カンボジアと日本の戦績
 1964年9月7日   ムルデカ   カンボジア 0-4 日本
 1970年12月12日 アジア大会 日本 1-0 クメール

2015-04-13

オリンピックスタジアムにとうとう芝が!

Photo Sabay News

 現地大手情報サイトは13日、プノンペンのオリンピックスタジアムが人工芝生の張替工事に入ったと発表した。目標の5月完成へ向けて、工期は順調のようだ。

 昨年8月からスタートすると言われた人工芝への張替工事。実際に始まったのはそれから数ヶ月も経った年末頃だった。ようやく見えてきた完成。W杯2次予選、リーグ戦の開催に向けて、どのような変貌を遂げるのか楽しみである。

 お正月はさすがに休むでしょうね。

いよいよ明日抽選会!

© AFC

 いよいよ明日、2018W杯兼2019アジアカップ2次予選の抽選会が開催される。9日に発表されたFIFAランキングがベースとなり、アジア各国のポットの振り分けも決まり、カンボジアはポット5に入った。

 やはり人気は日本だ。東南アジアではプレミアリーグをはじめ、欧州リーグの人気はかなり高い。特にマンチェスターUでプレーした香川は、カンボジアのファンのなかでも知名度は高い。一方で、競合し合える組に入りたいと現実を見つめるファンも多い。

 どちらにせよ、カンボジアフットボール関係者、そしてファンには、歴史的な瞬間になることだろう。抽選会は、マレーシア時間午後5時(カンボジア午後4時)から始まる。

2015-04-11

U23カンボジア代表vsU17プノンペンクラウン ハイライト


 この動画は、昨日行われた「U23カンボジア代表(青)とU17プノンペンクラウン(赤)」のハイライトである。お正月を前に、カンボジアリーグのトップチームは長期オフに突入しているため、アカデミーとのトレーニングマッチなった。

 プノンペンクラウンのアカデミーは、カンボジア国内でも群を抜いている。指導者も外から招聘しているため、プログラムをしっかりしている。5月末からはアジアチャンピオンズトロフィー(東南アジアを中心にホーム&アウェイで開催される大会で、今季から鹿島アントラーズも出場すると言われている)にも参加する予定で、今後リーグや代表チームを引っ張る選手も多く輩出してくるのではないだろうか。

 ハイライトを見ても分かるように、レベルは低くない。日本の育成年代も、どんどんアジアで試合経験を積んでいくべきではないだろうか。きっと大きな糧になるはずだ。それにしても、U23カンボジア代表が苦戦しているようにみえる。それでも、シーゲームにはしっかり調整してくるだろう。


田嶋幸三氏がカンボジアを訪問

Photo Yusuke Iki

 U15カンボジア代表の監督を務める壱岐氏は、日本サッカー協会副会長でアジアサッカー連盟の理事を務める田嶋幸三氏が、カンボジアのナショナルフットボールセンターをサプライズ訪問したことを報告した。

 クメール正月前で、選手が里帰りする前の訪問。壱岐監督は突然の訪問に驚きながらも、継続的な日本サッカー協会のサポートに心から感謝を示しました。

 9月のU16AFC選手権に向けて準備するU15カンボジア代表。もしかしたら日本と当たる可能性もあり、是非フットボールファンには注目していただきたいと思います。

カンボディアンタイガーFCが紹介動画を制作


 カンボディアンタイガーFCがこれまでの経緯を動画で紹介しています。クメール語版も作成して、カンボジアのフットボールファンの反応を見たいですよね。舞台は日本ではなく、カンボジアなので、これからどのような取り組みをコンスタントに実施していくのか、日系クラブとしてどのようにカンボジアに貢献していくのか。新シーズン開幕まで、そして開幕してからも楽しみで、注目したいクラブです。

2015-04-10

吉田康幸選手がカンボディアンタイガーFCに加入

Photo Masayori Ishikawa

 カンボディアンタイガーFCは10日、公式Facebookページで吉田康幸選手がアシスタントコーチとして新加入したことを発表した。

 吉田選手はアルビレックス新潟プノンペンと契約していたが、チームは3月末で活動停止を発表し契約は解除されていた。コーチとしての加入のため、プレーする可能性は低いが、今までの経験をカンボジア人選手に伝え、成長させてくれることだろう。

 カンボディアンタイガーFCは、木原選手が監督と選手を兼任している。

U23カンボジア代表はU17プノンペンクラウンと引き分け

Photo Western Phnom Penh FC

 U23カンボジア代表は10日、U17プノンペンクラウンとトレーニングマッチを行い1-1で引き分けた。早朝8時キックオフにも関わらず、会場のウエスタンプノンペンFCのピッチには多くのファンがつめかけた。

 相手のU17プノンペンクラウンは、来月から行われる予定のアジアチャンピオンズトロフィーに参加する予定で、同国でもトップクラスのアカデミーチーム。このチームからU23カンボジア代表へ飛び級で選出してくれというファンの声も少なくはない。果たして今日の試合で、リー(イテフン)監督の目に留まった選手はいたのだろうか。

 カンボジアはこれからお正月を迎える。そのため、長くて約10日から2週間ほど長期休暇に入る。その間にW杯2次予選抽選会、シーゲームの抽選会も行われる予定で、関係者、ファンにとっても、お正月はフットボールの話題で持ちきりになるだろう。

カンボディアンタイガーFCのGM吉田氏が日本語学校を訪問

Photo Cambodian Tiger FC

 カンボディアンタイガーFCのGM吉田氏は9日、プノンペン市内にある日本語学校“タヤマ”を訪問したとクラブのFacebookページで報告した。吉田氏は、生徒たちから多くのアイデアをもらい、今後クラブの発展のために活かしていくと誓っている。

 リーグ開幕まで約4か月ある。この期間を利用し多くの取組みができるはずだ。どんな驚きを見せてくれるのか、今から楽しみである。


カンボジアサッカー連盟審判ディレクター唐木田氏(読売新聞)


 カンボジアサッカー連盟審判ディレクター唐木田氏の記事が読売新聞に掲載されているそうです。同氏の記事を当ブログでも下書きで書いているのですが、まだまとまっておりませんのでいずれ掲載致します。

 また本日の同新聞朝刊にもカンボジアサッカーの記事が掲載されているようです。カンボディアンタイガーFCのオーナーになった加藤氏やヤマハが取り組むサッカークリニックについて書いているようです。是非チェックしてみてください。

2015-04-09

最新FIFAランキングが発表されカンボジアは179位へ


 国際サッカー連盟(FIFA)は9日、最新の国別ランキングを発表した。

 カンボジアは179位と前回よりランクアップした。また、予選で話題になったブータンは、一気に163位まで浮上した。日本は50位。この最新ランキングが予選振り分けのベースとなるが、予定通りカンボジアはポット5になるだろう。W杯2次予選抽選会は14日、マレーシア(現地時間17時)で行われる。

バイクで通う代表選手たち

Photo Western Phnom Penh FC

 U23カンボジア代表のトレーニングが、プノンペン市内にあるトゥールコック地区にある“ウエスタン プノンペンFC”の本拠地で行われている。

 写真を見ても分かる通り、代表選手はバイクで通っているのだ。なんとも不思議な光景である。事故だけには気をつけてもらいたい。

カンボジア代表監督がOB戦に出場

Photo KemSovanna

 カンボジア代表のリー(イテフン)監督は8日、スヴァイリエン、ナーガワールド、ナショナルポリス、アーミーのOB戦の大会に出場した。

 明日はクメール正月前、最後の代表のトレーニングが行われ、U17プノンペンクラウンと試合をすることになっている。W杯2次予選とシーゲームの抽選会はお正月中に開催されるため、監督は休みなしでその動向を見守ることになるだろう。

2015-04-08

明日最新のFIFAランキングが発表!W杯2次予選抽選会の振り分けも確定へ

Photo Masayori Ishikawa


 いよいよ注目のW杯2次予選抽選会が1週間後に迫ってきた。抽選の振り分けは、明日発表されるFIFAランキングの最新版がベースになるが、既に先月末の国際試合のポイントを計算したメディアなどは非公式ながら各ポットを予想している。

 予想ポットはこちらの記事を参照。

 また、シンガポールで開催される東南アジア競技大会(シーゲーム)の抽選会も、この前後に行われると見られており、東南アジア各国にとっては注目の1週間になりそうだ。

2015-04-07

カンボディアン タイガー FCがユニフォームを公開!

Photo http://qoly.jp

 カンボディアン タイガー FCのオーナー加藤明拓氏は7日、日本の大手フットボールWEBマガジンのQolyのインタビューで新シーズンのユニフォームを初公開した。また、同記事内で今後のビジョンなども語っている。是非チェックを!

 記事はこちら → Qoly×加藤明拓氏(カンボディアンタイガーFC オーナー)

U23カンボジア代表が合宿をスタート

Photo News Sabay

 U23カンボジア代表は7日、プノンペンのトゥールコック地区にあるウエスタンプノンペンFCの本拠地で短期間の強化合宿をスタートした。

 バンコクで開催された五輪予選を兼ねたU23AFC選手権予選以来の集合で、これからクメール正月を挟み、本格的にシーゲームへ向けて準備に入ることになる。今回の合宿中にはU17プノンペンクラウンとのトレーニングマッチも組まれている。今後は、シーゲーム前に海外遠征も計画しているようだ。

 また、リー(イテフン)監督は、O-30以上のベテランのみが参加する大会のクラブのメンバーに登録されており、プレーする可能性があると現地メディアが伝えている。

2015-04-06

U23カンボジア代表がお正月前に強化合宿へ

Photo Kem Sovanna

 カンボジアサッカー連盟は、クメール正月を前にU23カンボジア代表が強化合宿を行うことを発表した。この合宿期間中に、U17プノンペンクラウンとのトレーニングマッチを予定している。

 先月下旬に行われた、五輪予選を兼ねたU23AFC選手権予選(バンコク)では、タイと北朝鮮に敗れ(フィリピンには勝利)予選敗退に終わったが、どちらかというと5月末から開催されるシーゲームに照準を合わせていたため、これからが本当の勝負になりそうだ。

 5月はシーゲーム、そして6月はW杯2次予選も控えているカンボジア代表。両大会に出場する選手もいるため、どう対応していくのかが注目される。

ベテランが集う大会を開催


 カンボジアン ベテラン フットボール協会は、今月8日と9日にスヴァイリエンFC、ナーガワールドFC、アーミーFC、ナショナルポリスFCが参加する大会を開催すると発表した。

 これは、協会名にベテランがついていることからもわかるように、ベテランのみが出場できる大会で、基本的にはオーバー30歳以上が参加条件である。しかし、各クラブどのような構成なのかは不明ではあるが、おそらく引退した選手が中心となり、交流の場になるだあろうと関係者は話している。

 試合は全てプノンペン市内のアーミースタジアムで開催される。


2015-04-04

W杯2次予選抽選会の振り分けが非公式ながら確定へ

Photo Kem Sovanna

 W杯2次予選抽選会(クアラルンプール 現地17時)を今月14日に控え、3月のFIFAデーの試合によって変動した各国のポイントをもとに、非公式ながら各国がどのポットに入るかが明らかになってきた。なお、公式リリースは9日に予定されている。

 AFC加盟国の最新ポイントによる予定振り分けは下記の通り

ポット1:イラン、日本、韓国、オーストラリア、アラブ首長国連邦、ウズベキスタン、中国、イラク

ポット2:サウジアラビア、オマーン、カタール、ヨルダン、バーレーン、ベトナム、シリア、クウェート

ポット3:アフガニスタン、フィリピン、パレスチナ、モルディブ、タイ、タジキスタン、レバノン、インド

ポット4:キルギスタン、東ティモール、北朝鮮、ミャンマー、トルクメニスタン、シンガポール、インドネシア、ブータン

ポット5:イエメン、マレーシア、香港、バングラディッシュ、グアム、ラオス、カンボジア、台湾

※ブータンとイエメンが入れ替わる可能性あり


 カンボジアのファンのなかでも、Facebookを通じて同組希望国の討論が行われているが、断トツで日本がトップのようだ。Jリーグの認知はいまひとつだが、カンボジアで人気クラブであるマンチェスターUでプレーした香川やイタリアのACミランでプレーしている本田などは知られている。

 2次予選の会場は、5月に芝張り替えを終えるプノンペンのオリンピックスタジアムが濃厚。人工芝と、開催季節よっては苦しむ国も出てくるかもしれない。どちらにせよ、ファンは14日の抽選会を楽しみに待っている。

2015-04-03

ウエスタンプノンペンFCがアカデミー部門などの環境整備へ

Photo Western Phnom Penh FC

 カンボジアリーグ1部に所属するウエスタンプノンペンFCは3日、同クラブの指導者育成とアカデミープログラムの発展のために、香港やマカオで活動している “スパルタ ロッテルダム アジア フットボール コーチング アカデミー” と協力していくことを報告した。

 ウエスタンはスタジアムを建設中(既にピッチは完成)で、アカデミーを設立するなど、本格的なフットボールクラブの運営と経営を進めている。同クラブには、昨シーズン日本人の中村選手がプレーしていた。




U15カンボジア代表 U15ランサンユナイテッドと引き分け

Photo Twitter Koichi Mano

 U15カンボジア代表(壱岐監督)は3日、ビエンチャンの郊外にあるランサンイントラユナイテッドのスタジアムでランサンユナイテッドと試合を行い2-2で引き分けた。

 今回のラオス遠征は1勝1分けで終えた。選手たちは1日以上バスに揺られてプノンペンへ戻るというハードスケジュールだ。しかし、道のり、試合、集団生活など、これらの活動がきっと彼らをさらに強くしていくことだろう。

 是非、壱岐カンボジアに注目を!


 

ダニ、日本で契約できず、欧州へ

Photo Dani Kouch

 トライアジアプノンペンFC(現カンボディアン タイガーFC)でプレーしていたフランス系カンボジア人のダニ。フンセンカップ終了後に、アジア最高峰のフットサルリーグ、Fリーグに挑戦するため来日し、フウガドールすみだやバルドラール浦安でトライアルを受けていたが契約は叶わなかった。

 カンボジアに帰国したダニは、これから欧州のマルタに渡りテストを受けるとのこと。国内でも獲得に興味を示しているクラブがいくつかあるため、もし欧州でクラブが見つからなければ7月、再びカンボジアリーグでプレーしているかもしれない。

 日本でダニに出会った方々には、是非応援してほしい。

ラオス遠征中のU15カンボジア代表 ラオイントラFCに大勝

Photo Srun Seyha FFC Academy

 ラオス遠征中のU15カンボジア代表は2日、首都ビエンチャン郊外にあるランサンイントラユナイテッドのスタジアムで、ラオイントラFCと試合を行い6-0で大勝した。

 チームは2023年にカンボジアで開催予定のシーゲームに向けて発足したプロジェクトチームだが、今年は東南アジア選手権、そしてAFCの予選を控えているため、積極的に海外遠征も行っている。ポイントなのは日本人監督、壱岐氏だ。

 長年ベガルタ仙台の育成に携わってきた壱岐氏。絶対に強くする。この国のフットボールを育成から変えます。そんな強い意気込みが、確実に選手たちの大きな成長に繋がっている。昨年末、バンコクで開催されたU14の国際大会では、モンテディオ山形から国際大会初勝利をあげた。

 カンボジア代表はW杯2次予選進出を決め、U23代表もシーゲームに強化に取り組んでおり、かつてないほど国民から大きな期待が寄せられている状況だ。U15代表も、このラオス遠征が大手情報サイトに掲載されるなど、注目度が高まっている。

 U15カンボジア代表は、今日ランサンイントラユナイテッドと試合を行い、カンボジアへ帰国する。