2015-03-31

カンボジアはバタナカの2得点などでフィリピンに3-1で勝利


 リオデジャネイロ五輪アジア1次予選を兼ねた、AFC U23アジア選手権予選グループG最終戦は31日、タイのバンコクにあるラジャマンガラナショナルスタジアムで行われた。カンボジアはフィリピンに3-1と勝利し、今大会を3位で終えた。

 試合は前半5、10分にエースバタナカが立て続けに得点を奪い試合の主導権を握る。16分にもDFビサルがコーナーキックから頭で合わせ追加点。試合の流れから、あと何点入るかという期待もあったが、バタナカがハットトリックのチャンスにシュートミスをするなど、やはり決定力不足が目立った。

 後半、明らかに疲労が目立ち、足を攣る選手が増えた。それでも足を止めずに走り続けたことは評価してもいいのかもしれないが、
5月のシーゲーム。そしてW杯2次予選で当たる相手にこんな試合展開をしていては大敗は間違いないだろう。

 今大会は1勝2敗。予想通りか、それとももっとできたか。これから2ヶ月でカンボジアがどう成長していくのか、リー(イテフン)監督の腕にかかっている。

カンボディアン タイガーFCが新体制発表イベントを開催

Photo Cambodian Tiger FC

 カンボディアン タイガーFCは30日、都内で新体制の発表イベントを開催した。このイベントには、フンセンカップにも応援に駆け付けたあの有名マスコット “一平くん” も 参加した。

 このイベントで、1チャイルド1ボールというプロジェクトも発表し、今後カンボジア国内においてフットボールを通じた社会貢献事業にも積極的に参加していくとのこと。また同クラブの公式マスコットは、一平くんがクラウドファンディングサービスを利用して資金を集め、プロデュースする予定で既に資金が集まりはじめている(目標金額は80万円)。

 虎だけど、カエルで推しで行くのか。気になるポイントがまずそこになってしまいそうだ。

RSNスタジアム完成間近か?

Photo PPCFC

 プノンペン・トゥールコック地区に建設中のRSNスタジアム。こちらはプノンペンクラウンのホームスタジアムである。トレーニングピッチも隣接しており、本格的なクラブ施設になっている。

 スタジアムも8割ほど完成しただろうか。メインスタンド用の個別ベンチも運び込まれ、設置準備が始まっている。その他のスタンドの席は、木の板を張り付けるような形になるようだ。

 7月のリーグ開幕に十分間に合いそうである。そうなると、本格的に一部ホーム&アウェイの開催もスタートすることになるだろう。

プノンペンクラウン GK東風選手は契約を保留

Photo PPCFC

 プノンペンクラウンでテストを受ける日本人GK東風淳選手。練習試合に出場しており、おそらく契約の話ももらっているようだが、本人のブログによるとサインは保留しているようだ。

 カンボジアリーグの開幕は7月ということで、この4か月の間に移籍ウインドウが再び開くリーグもある。そのため、このタイミングで決断するのは難しいのかもしれない。クラブ首脳陣の評価は高いだけに、あらゆる部分において大きく貢献できる可能性はあるが、本人がどんな決断をするのか。その答えはまだ先のようだ。

リオデジャネイロ五輪アジア1次予選 本日フィリピン戦

Photo Kem Sovanna

 リオデジャネイロ五輪アジア1次予選を兼ねた、AFCU23アジア選手権予選グループG最終戦は、今日タイのバンコクにあるラジャマンガラナショナルスタジアムで行われる。

 カンボジア代表は、前日練習をホテル敷地内で行った。リー(イテフン)監督は、5月に開催されるシーゲーム、そしてW杯2次予選を見据えて、今日のフィリピン戦はしっかり勝利し帰国したいと考えているようだ。

 ここまで2連敗。決してチャンスがなかったわけではない。それでも個の技術、球際、そして体格的に差があったことは明らかである。しかし、タイ戦では先制点を奪い取り、守備陣も粘った。そして北朝鮮との試合では、次に繋がる1点を奪った。
 
 フィリピン戦は絶対に勝たなければいけない。少なくとも、ファンや国民を惹きつける、そんな試合を期待したいと思う。

2015-03-30

タイ遠征中のボンケットアンコールFCはシーサケットFCに1-2で敗戦

Photo BKAFC

 タイに遠征中のボンケットアンコールFCは29日、タイプレミアリーグに所属するシーサケットFCと親善試合を行い、1-2で敗戦した。

 日本人の和田雄也選手(前列右)は先発出場した。

U22カンボジア U22北朝鮮に惨敗

Photo Kem Sovanna

 
 リオデジャネイロ五輪アジア1次予選を兼ねた、AFCU23アジア選手権予選グループGは29日、タイのバンコクにあるラジャマンガラナショナルスタジアムで行われた。カンボジアは北朝鮮に1-4で惨敗し、予選敗退が決定した。

 しかし、リー(イテフン)監督は、1点をもぎ取ったことに意味を感じていたかもしれない。4失点後の意地の一発。その得点で見せたガッツポーズに、何か感じるものがあった。

 カンボジアは31日、同じアセアン地域のフィリピンと戦う。5月のシーゲームに向けて、大切な90分になりそうだ。最後は勝利で帰国したい。

2015-03-28

U22カンボジア、U22タイに逆転負け


 アジア各地でスタートしたリオデジャネイロ五輪アジア1次予選を兼ねた、AFCU23アジア選手権予選。グループGは27日に開幕し、カンボジアはホスト国タイに終了間近に逆転弾を許し、1-2で敗れた。

 カンボジアは前半、ウドンの見事なフリーキックで先制し、タイの選手たちを焦らせた。タイに攻め込まれる時間が多く、後半に同点、そして試合終了直前に逆転弾を許した。

 しかし、タイの選手たちは明らかに焦っていたように見えた。それだけ攻め込みながらもカンボジアの守備陣が食らいついていたのだ。レベルの差はあったが、戦い方で勝てる試合だった。これが自信となるか、それとも勢いを止めることになるのか。

 カンボジアは29日に北朝鮮、31日にフィリピンと対戦する。各組1位と2位の上位5カ国が最終予選へ進出することができる。

 ちなみに写真のお辞儀がちょっととした議論になっている。負けてもやる必要があるのか。真剣勝負の場でもやらなけれいけないのか。しかし、これがいい意味でカンボジアなのではないだろうか。

2015-03-26

ウエスタンプノンペンFCのマネージャーがU19スバイリエンをそのまま保有しリーグに参戦するのではないかという噂を否定した。

Photo Sothea Lay

 ウエスタンプノンペンFCのマネージャーレイ ソテアは、新シーズン同クラブがU19スバイリエンFCとして参戦する噂を否定した。

 これは先日現地メディアが報じたことによる回答である。その記事では、ウエスタンプノンペンFCは今シーズンU19スバイリエンがそのまま同クラブとしてリーグを戦う可能性があるということだった。この報道で、一部では批判的な意見も出ていたため、今回その真意を説明したとのこと。

 ウエスタン大学FCは、自前のスタジアムを建設し、先日完成した(ピッチのみ)。しかし、このスタジアム建設の時点で財政を圧迫している疑惑があったため、クラブが掲げた育成ビジョン等の実施が本当に可能なのかと、関係者の中では首を傾げる者もいた。

 実際、クラブの財政面はよくないと明言している。しかし、噂については否定した。一方で、トップチーム構築のために、スバイリエンと協力したいということは確かのようだ。選手を雇用する十分な財力がないため、スバイリエンからレンタルなどで獲得し、リーグに参戦したいとも語っている。

 今季のカンボジアリーグは7月開幕で決定した。それまでに財政面や運営面で新たな問題がでなければいいが、ここはカンボジア。まだまだ何が起こるか油断はできないだろう。

ボンケットアンコールFCがタイでクリニックを開催

Photo Kem Sovanna

 タイに遠征中のボンケットアンコールFCは25日、コラートで地元の子供たちと触れ合うクリニックを行った。

 今季よりアンコールビールがスポンサーについたボンケットアンコールFCは、そのスポンサーとの兼ね合いでクラブ名を変更。また、今回のタイ遠征を実現している。

 今日午後には、タイとシンガポールの前座試合として、タイプレミアリーグに所属するナコンラチャシーマーFCと親善試合を行う予定の他、明日にはバンコクに移動し、U23AFCアジア選手権予選兼五倫予選も観戦予定。また数試合の親善試合を予定しているとのこと。

 試合だけではなく、クリニックなどの貢献事業をカンボジアのクラブが行うことは、今後大きな意味を持つのではないだろうか。

 ボンケットアンコールFCには、昨シーズンアルビレックス新潟プノンペンでプレーしていた和田雄也選手が所属しており、もちろん今回の遠征にも帯同している。そして、カンボディアン タイガーFC(元トライアジア)のスタッフで、理学療法士の楫野安侑美さんもクラブに加わっているようだ。

2015-03-25

U22カンボジア代表がバンコクで練習

Photo KhmerGoal

 U22カンボジア代表は25日午後、バンコクのラジャマンガラナショナルスタジアムの横にある、ラムカムヘン大学スタジアムで練習を行った。

 練習前にリー監督に話を伺ったところ、「シンガポールでの結果には決して満足はしていない。また、何も手に入れてないので、27日からの3試合でどんな戦いができるかが重要です」 と、厳しい表情だった。

 今日も2時間、休むことなくみっちり走り込んだカンボジア。この予選でさらなる驚きを与えることはできるだろうか。初戦は27日19時(日本時間21時)、ホスト国タイと戦う。

カンボジア代表のマスコットが決定

Photo FFC

 カンボジアサッカー連盟は24日、日本で有名なマスコット、蛙の一平くんの影響もあったと言われスタートした、カンボジア代表のマスコット調査。その調査の結果、写真の動物に決まったと報告した。

 今後代表の試合にマスコットとして登場するかもしれない。もしかしたら、蛙の一平くんとのコラボもあるかもしれない。



2015-03-24

クラブ名はカンボジアタイガーフットボールクラブへ

Photo Sabay

 カンボジア現地メディアは24日、プノンペンFC(前トライアジアプノンペンFC)のオーナーである加藤明拓氏のインタビュー記事を掲載し、新しいクラブ名も発表した。

 クラブ名は「カンボジアタイガーフットボールクラブ」

 虎の力強さとクラブをリンクしたいのと、カンボジアという国に敬意を持ってクラブのロゴに虎を用いたとのこと(間違ってる可能性あるのでまた追記します/関係者の皆さますみません)。

 また加藤氏は「選手の皆さん、心配しないでください(撤退について)。我々のクラブは問題ありません。そして今、新しいスポンサーも日本から獲得しました。」

 アルビレックス新潟プノンペンの件にも触れ「我々はアルビレックス新潟プノンペンのように撤退はしません。アルビレックスは財政面の問題で撤退したようですが、我々は長期的に運営していく予算は十分にあります。」 と付け加えた。


 収入源の多くをスポンサーに頼る東南アジアのプロクラブにとって、年間約US28,000ドルの運営費は決して安い金額ではない。リーグ運営もころころ変わることで、あらゆる部分が簡単ではないはずだ。それでも3年後には黒字を目指すという加藤オーナー。どのような取り組みをしていくのか楽しみである。

2015-03-23

U22カンボジア代表が帰国

Photo Sabay

 U22カンボジア代表は23日、強化合宿地シンガポールから空路でカンボジアに帰国した。チームはこの後、25日に再集合し決戦の地バンコクへ出発する。

 今回はU23AFC選手権予選兼五倫予選だが、5月末から開催されるシーゲーム(東南アジア競技大会)も、このメンバーで戦うことが予想される。リー監督がこだわっているこの世代の強化。どんな結果を生むのか期待したい。

U22カンボジア代表 、U22シンガポール代表と引き分け(強化試合)


 U22カンボジア代表は22日、シンガポールで同国U22代表と強化試合を行い2-2と引き分けた。

 カンボジアは18日にも、シーゲームに向けて強化するシンガポール代表と試合を行い3-1と勝利している。2016AFCアジア選手権予選兼五倫予選に向けて、いい雰囲気でシンガポールでの強化合宿を終えた。

 注目はバタナカ(ボンケットアンコールFC)だろう。W杯1次予選、マカオ代表との第1戦でも2得点。そしてU22代表でも得点を量産している。27日から戦う相手は、タイ、北朝鮮、フィリピンと格上で、現地では死のグループとまで言われているが、ここ数週間のカンボジア代表の戦いぶりを見て、ファンのなかでも気持ちの変化が見えてきている。

 27日からの予選、リー監督などスタッフも団結して挑むカンボジア。もしかしたら大きな驚きを与える可能性もあるが、勝っても負けても、温かい目で見守りたい。

2015-03-21

“ビッグマッチ!? プノンペンクラウン 1-1 ボンケットアンコールFC

Photo BKAFC

 注目のトレーニングマッチ、プノンペンクラウンFCとボンケットアンコールFCの試合が21日、RSNスタジアムで行われた。

 W杯1次予選突破の影響か、ソーシャルメディア上では公式戦ではないにも関わらず“ビッグマッチ!”と書き込みがあるなど、盛り上がりを見せていた。しかも、U22代表もシンガポールのシーゲーム出場候補相手に3-1で勝利するなど、この盛り上がりは当分続きそうだ。

 試合は1-1の引き分けで終わった。ボンケットの和田選手(写真右上:和田雄也選手)はスタメン出場した。

2015-03-20

ボンケットアンコールFCがタイ遠征を発表!


 タイプレミアリーグに所属するナコンラチャシーマーFCは19日、カンボジア1部のボンケットアンコールFCと26日に親善試合をすると公式Facebookで発表した。

 この試合は午後4時キックオフ。そして同7時より、タイとシンガポールの強化試合が行われる予定ことになっている。一方ボンケットアンコールFCは20日、ナコンラチャシーマーFCの他にも、数クラブと試合を組むと発表している。

ボンケットアンコールFCには、日本人の和田雄也が所属。ナコンラチャシーマーFCには日本人神戸監督と長野選手が在籍している。カンボジアでは注目の親善試合になりそうだ。

2015-03-19

U22カンボジア代表 はU23シンガポール代表にアウェイで勝利!

Photo FAS

 シンガポールで強化合宿中のU22カンボジア代表は19日、当地でU23シンガポール代表と強化試合を行い3-1で勝利した。

 27日からタイのバンコクで開催されるU23アジア選手権兼五輪予選に挑むカンボジア代表。A代表に選出されている選手もおり、監督を含めマカオからの合流組も多く、練習不足が心配された。しかし、終わってみれば3-1と、このアウェイでの勝利は本番へ向けて大きな自信になったに違いない。

 この後22日に、再びシンガポールのU22代表と強化試合を行い、決戦の地バンコクへ移動する。A代表がW杯1次予選突破を決め、それに続けとばかりにもしかしたら、奇跡を起こすかもしれない。

 予選は開催国タイのほか、北朝鮮、フィリピンと同組。厳しいグループだが、何か期待感が漂うのは気のせいだろうか。

アルビレックス新潟プノンペン トップチームが活動停止を発表!

Photo Masayori Ishikawa

 アルビレックス新潟シンガポールの是永社長は19日、3月末をもってアルビレックス新潟プノンペントップチームの活動を停止することを発表した。それによって、7月に開幕予定のメトフォンカンボジアリーグ参加は見送られることが決定した。なお、クリニックやスクールなど、貢献事業は継続して行うとしている。

 昨シーズン、メトフォンカンボジアリーグに初参入したアルビレックス新潟プノンペン。限られた準備期間で開幕を迎え、終盤粘りをみせたものの最下位でリーグ戦を終え入替戦プレーオフへ。そのプレーオフを見事勝ち抜き残留を決めたが、それから3か月後、活動停止が発表された。

 是永社長のブログにははっきりと記されていないが、リーグ閉幕から5か月後に開催された入替戦。また、当初3月開幕予定だった新シーズンが7月に延期になるなど、クラブを運営するにあたり大変な苦労があったのではないだろうか。

 代表がW杯1次予選を勝ち抜き、ひとつ大きなブームが来るのではないか。そんな流れのなかでのとても残念なニュース。アルビレックス新潟プノンペンには、近い将来、再度挑戦してほしいと願うと同時に、今後も貢献事業を通じて同国の発展と成長に尽力していただきと思う。

2015-03-18

南アフリカ人 Shane Booysenがプノンペンクラウンに新加入

Photo Phnom Penh Crown

 プノンペンクラウンは18日、南アフリカ出身でタイ2部でプレーしていたShane Booysenと契約したと公式Facebookページで発表した。

 26歳のShaneは、10歳の時にアヤックスケープタウンでサッカーを初め4年後に同国でも有名なアカデミーに移籍。その後、南アフリカリーグでデビューし、昨シーズンはタイ2部のバンコククリスチャンカレッジFCでプレーしていた。

 今年に入りプノンペンクラウンの練習に参加していたが、トレーニングマッチでも得点を決めるなど首脳陣の評価も高かった。契約期間は1年。

学生国際協力団体CUEがアルビレックス新潟プノンペンFCを訪問

Photo Albirex Niigata PP FC

 アルビレックス新潟プノンペンFCと学生国際協力団体CUEは17日、プノンペンで意見交換会を実施したと公式Fcaebookページで報告した。

 CUEは、2011年に設立後、現在までにカンボジアに3つのグランドを建設、完成させた。今は4つ目のグランドの建設を進めている。
 
 この意見交換会は、昨年に引き続き2度目になり、両者ともに今後のカンボジアスポーツの発展と成長のために貢献してくれることは間違いないだろう。

 W杯2次予選進出を決めたカンボジア。これから競技人口がさらに増え、サッカー選手やそれに携わりたいと夢を持つ若者も出てくるのではないだろうか。その夢への道の一部に、日本人が関わっているとなれば、それは誇らしいことである。

カンボジア代表 W杯2次予選進出へ!

Photo Sovanna Kem

 カンボジアは17日、マカオで行われたW杯1次予選マカオ戦を1-1と引き分け、トータルスコア4-1で2次予選進出を決めた。

 28分、ゴール正面やや右寄りで得たFKを、フランス系カンボジア人のティエリーが直接ゴールネットを揺らし先制した。怪我でスズキカップ出場を逃し、並々ならぬ意気込み、そして闘志を持って臨んだW杯予選。初戦はベンチで出番はなかったが、この日はスタメン出場を果たしカンボジアの勢いを繋いだ貴重な先制ゴールを生んだ。記憶が正しければ、代表デビュー戦でゴールを記録したことになる。

 その後、マカオに失点を許すも、選手たちは集中力切れすことなく90分間を戦い抜き、見事6月からスタートする2次予選への切符を勝ち取った。

 7月末で契約が切れる韓国人のリー監督も、この結果で延長は間違いないだろう。なんせ、この男がカンボジアを変えたと言っても過言ではない。選手たちからの信頼も厚いリー。2次予選に向けてどんなチーム作りをしてくるのか楽しみである。

 2次予選の抽選は4月14日、マレーシアにあるアジアサッカー連盟の本部で行われる。

2015-03-17

カンボジア マカオ戦のスタメン発表


 今夜カンボジアはW杯1次予選第2戦。スタメンとサブは写真の通り。

 初戦を3-0で勝利し有利な立場で迎えるカンボジアだが、選手たちは勝って国に戻ると気合いが入っている。第1戦での勝利は、カンボジアに活気を与えつつある。2次予選に進出となれば、今年同国のフットボールの盛り上がりは凄いことになるだろう。

 試合は午後7時(日本時間午後8時)キックオフ。

2015-03-15

マカオ代表が試合会場で軽めの調整を行った


 マカオ代表は15日夜、試合会場で軽めの調整を行った。

 試合開始時刻に合わせて始まった練習。選手たちは 「なんて一流の芝なのか!」 と真っ先に喜んだという。また、2次予選進出できなければ、今後4年間大きな大会がないと、代表活動に不安を漏らす関係者もいる。両国のフットボールの未来を占う第2戦。どんな戦いになるのか楽しみである。

カンボジア代表が決戦地マカオに到着


 カンボジア代表は15日、バンコク経由でW杯1次予選第2戦の地マカオに到着した。心配された気温も、この日は20度近くあったようで肌寒い程度だったのではないだろうか。試合当日の気温は、22度の予想でさらに上昇することが予想されている。

 第1戦を3-0で勝利したカンボジア。2次予選進出は、おおよそ決定的であると言っていいかもしれないが、わからないのがスポーツである。前回の予選もホームで勝ったが、アウェイで大逆転負けを喫したことは忘れていないだろう。

 試合は17日、カンボジア時間午後7時キックオフ。

2015-03-14

アルビレックス新潟プノンペンFCが日本語学校を訪問

Photo Albirex Niigata Phnom Penh FC

 アルビレックス新潟プノンペンFCは13日、タヤマ実践カレッジ(タヤマ)を訪問し、日本語を勉強するカンボジア人の生徒達に講義を行ったと報告した。

 同クラブがタヤマを訪問するのは、今回で2回目である。W杯1次予選では、ホームでマカオを倒し2次予選進出へ大きく前進。カンボジア人のソーシャルメディアでは連日お盛り上がりです。おそらく今まで興味なかった人、存在自体を知らなかった人も、今回ばかりは完全に惹きこまれたのではないでしょうか。

 このアルビレックス新潟プノンペンの活動は、今フットボールの熱狂の渦にあるカンボジアでは、まさに必要なことで、今後の活性化に確実に繋がるものだと思います。

ウエスタン大学FCのスタジアムが一部完成

Photo Western Uni FC

 ウエスタン大学FCは13日、同クラブがプノンペンのトゥールコック地区に建設中のスタジアムの最新進行状況を発表し、ピッチは完成したとのことだ。また、クメール正月前より、選手たちがトレーニングで使用すると明らかにした。

 7月リーグ開幕前には、スタンドなどの設備面も完成していることでしょう。ただ、何が起こるかわかりませんので、注意深く見守る必要がありそうです。

 カンボジアのフットボール環境、確実に変化を遂げています。

2015-03-13

カンボジア代表はボンケットに敗戦(トレーニングマッチ)

Photo BoengKet FC Official

 W杯1次予選、マカオ代表にホームで3-0と勝利したカンボジア代表は一夜明け、トンレバティのナショナルトレーニングセンターでボンケットアンコールFCとトレーニングマッチを行った。

 代表はサブ組がプレー。試合はボンケットアンコールFCが1-0で勝利した。この試合、ボンケットに所属する日本人の和田雄也もプレーした。

 W杯1次予選第2戦は17日、マカオで行われる。

王者プノンペンクラウン フランス系カンボジア人のGKを獲得


 海外のカンボジア情報サイトによると、フランス系カンボジア人でプノンペンクラウンの練習に参加していたGKのDanny Sreyが同クラブと契約したと伝えている。クラブからの公式発表はまだされていない。

 プノンペンクラウンは、2月に正GKのソウ ヤティがボンケットアンコールFCに移籍し、補強優先ポジションのひとつだった。日本人でタイなのでプレーしていた東風もテストを受けているが未だに発表はないため、今回の契約でどうなるのか気になるところではある。

 これでプノンペンクラウンには今季4人のフランス系カンボジア人が所属することになった。

マカオ戦に勝利し会長がチームにボーナス授与

Photo Masayori Ishikawa

 カンボジアの現地メディアによると、マカオ戦に勝利したカンボジア代表に対し、サッカー連盟のソカ会長が勝利ボーナスを授与したとのこと。金額は大きくはないが、確実に大きなモチベーションになるのではないだろうか。

 第2戦は17日にマカオで行われるが、2次予選進出が決まればさらなる勝利ボーナスを用意することは間違いないとみられている。

 今、カンボジアは歴史を変えようとしている。

W杯1次予選 第1戦 カンボジアが3発完封でホームでマカオに勝利

Photo Masayori Ishikawa

 W杯アジア1次予選第1戦が12日に各地で行われ、カンボジアはホームでマカオに3-0と勝利を収めた。終始圧倒したカンボジアは、後半途中出場のバタナカが2得点の活躍。最後はロスタイムにラヴォラヴィ―が左サイドからのクロスをしっかり頭で合わせて試合を締めた。

 満員の観客の後押しを受け試合開始から攻め続けたカンボジアはマカオを圧倒。しかし、ゴール前での決定力不足、そして判断ミスなどが目立ち、幾度となく訪れたチャンスも活かせず前半を終える。

 後半リー監督はバタナカ、ソクンピアなどを投入し、さらに攻撃に厚みを持たせてきた。そして、その采配はズバリ当たった。63分、79分とバタナカが得点を奪い、ロスタイムにはラヴォラヴィーがダメ押しの3点目を叩きこみ試合終了。

 カンボジアは第2戦へ向けて、大きな勝利を得た。


カンボジア代表 リー監督 試合後のコメント

「バタナカはいくつか怪我を抱えていたので90分プレーさせることはできなかった。それでも彼の期待に応えてくれる活躍だった。まず私たちは最低限の結果を前半戦で手に入れることができたが、ミスが多かったのことも忘れてはいけない。それでもラヴォラビーの3点目で、マカオで行われる第2戦へ向けて楽になったことは確かです。しかし、私は既に選手たちには切り替えるようにと言っています。まだ私たちにはやらなければいけないことがあり、何も掴んでいないのです。」

マカオ代表 タム ラオ サン監督 試合後のコメント

「私たちにとってとても残念な結果でした。しかし、2失点後に2度決定的なチャンスもありました。しかし決めることができませんでした。今日の結果で、カンボジアは大きく有利な立場で第2戦を迎えることができますが、次は我々のホームで試合が行われますベストが尽くせるよう頑張りたいと思います。」

2015-03-12

W杯1次予選第1戦 カンボジアvsマカオ 試合前日両監督のコメント

Photo Masayori Ishikawa

 カンボジア代表 リー監督 試合前日のコメント

「我々はマカオ代表のプレースタイルを知らない。明日最も優先しなければいけないことは、アウェイゴールを与えないことだ。我々は17日を有利に迎えるために、ホームアドバンテージを活かさなければいけない。我々には決して突出した経歴のある選手がいるわけではないので敬意持って、そしてチームとしていい試合をしなければいけないと考えている」

 リー監督は4年前、代表監督に就任した当時、マカオとアジアチャレンジカップで戦ったことがあり、その時は2戦1勝1敗の成績を残している。

 マカオ代表監督 試合前日のコメント

 「カンボジア代表は韓国人監督の下、近年大きな成長を遂げてる。最近ではシンガポール選抜にも勝利し強さを見せている。しかし、我々は全力を尽くして戦います。我々も1カ月準備をしてきました。しかし、リーグ戦の合間の2回のみです。そしてマカオは寒いですが、こちらは暑いうえに、湿気もありますね。全く異なるチャレンジになると思いますが、それに我々は打ち勝たなければいけません。明日は、力強い守備から少ないチャンスをものにしなければいけないと思っています。」


 試合はカンボジア時間の午後4時キックオフ。

2015-03-11

カンボジアの若き才能 チャン・バタナカ

Photo Masayori Ishikawa

 カンボジアフットボールの新時代を築く若き才能ある男。それがチャン・バタナカである。18歳で強豪スヴァイリエンでリーグデビューし、その後ボンケットアンコールFC(前ボンケットラーバーフィールドFC)に移籍し、今ではクラブ、そして代表においても欠かせない選手となった。

 気が利き、優しく、ルックスもいいバタナカはリーグでも屈指の人気選手である。しかし、昨年のスズキカップで劇的な逆転試合を演じた東ティモール戦で、バタナカが放ったシュートがバーに当たり跳ね返ったボールは一瞬ゴールラインを割ったかに見えたが、最後はその跳ね返りをチャンラスメイ(プノンペンFC)が頭で押し込みそれが逆転ゴールと認められた。バタナカは喜ぶチームをよそに、その輪に加わることはなかった。とても負けず嫌い、そんな性格が垣間見えた瞬間だった。

 バタナカは、完璧ではないものの、英語を話しリーグに所属する外国人選手とも積極的にコミュニケーションをとる。そして将来的は海外でプレーしてみたいと口にする、同国では稀な選手と言っていいだろう。

 今季は怪我でスタートし満足にプレーできておらず、実戦からも他の選手より遠ざかっている。しかし、怪我明けに即代表に招集されたあたり、さすがにリー監督の期待を感じることができた。将来海外でプレーすることを夢見るバタナカにとって、マカオに勝利し2次予選へ進出するための切符は是が非でも勝ち取らなければいけない

 熱い想いを胸に。バタナカの初めてのW杯予選が始まる。

不動のエース コウ・ソクンピア

Photo Masayori Ishikawa/Khmer Goal

 コウ・ソクンピア28歳。カンボジア代表の主将で10番を背負う彼なしに、今のカンボジア代表は語れない。判断力や予測力、そして何よりもセンスのあるプレーは、見ている多くの人を惹きつける。

 国際Aマッチ32試合に出場し6得点は、現代表チームでもトップで、韓国人のリー監督も「彼は私のチームの大事なキャプテン」とコメントするぐらい信頼も厚い。昨年はU22代表とA代表を掛け持ち。さらには過密日程でなか開催されたスズキカップも全試合フル出場しチームを引っ張った。そのスズキカップでは、大会終了後に大使公邸で開催された晩餐会では、他の選手が騒ぐ中ひとり笑みをみせることなく、ただただ悔しい表情をにじませていた。

 今季国内リーグでは、昨年まで所属した王者プノンペンクラウンの中国遠征で規律違反を犯したとして、ナーガワールドへ移籍した。性格は穏やかだが、この件に関しては自らプロとしての認識の甘さを露呈してしまった気もする。しかし、普段は絶対みせることのない誰よりも強い闘争心が、きっとこのW杯予選でもカンボジアを引っ張ってくれることだろう。

 明日に迫ったW杯1次予選マカオ戦。昨年、いや、今まで味わってきた代表としての悔しさ、そして誇りを胸に、ソクンピアがどんなプレーを見せてくれるのか今から楽しみである。

FIFA-MAレフェリングコース 内海俊雄さんなどが講師として参加へ



 カンボジアサッカー連盟(FFC)は10日、今日からから15日までトンレバティのナショナルフットボールセンターで開催されるFIFAーMA レフェリング講習会に、日本人でFIFAレフェリーフィットネスインストラクターを務める内海俊雄さんなどが講師として参加すると発表した。

 内海さんは、FIFAW杯でも審判団の体調や医療面をケアする専門家チームの一員を務めており、重要な役割を果たしている。また、U22日本とU22ミャンマー(フクダ電子アリーナ)の試合に派遣されているレフェリー(カンボジア人)は不参加とのこと。

(カンボジアサッカー連盟のレフェリーディレクターは、唐木田徹氏である)


イラン人選手がボンケットアンコールFCのトライアルに参加へ

Photo BAFC

 カンボジアリーグ1部のボンケットアンコールFCは10日、公式Facebookで現在イラン人選手の Mohammad Reza Niknahalがトライアルに参加していると発表した。

 イラン人のモハンマド レザは、イランリーグのナフト テヘランで2010年にプロデビューし、その後パス ハメダンでプレーしていた選手。年齢的には若いと見られているが情報が少ない。同クラブには、今季よりアルビレックス新潟プノンペンより加入した日本人の和田雄也が所属している。

2015-03-10

カンボジアのレフェリー3名が日本へ


 カンボジア現地メディアによると、11日に千葉県のフクダ電子アリーナで開催されるU22日本代表とU22ミャンマー代表の試合のため、カンボジアから3名のレフェリーが日本へ向かったとのこと。

 この試合、笛を吹くのはカンボジア人かもしれませんね。カンボジアのレフェリーディレクターを務めているのは、レフェリーとしてJリーグでも250試合の経験がある唐木田徹氏。2008年から現在も、カンボジアフットボールとレフェリーのレベルアップに尽力しています。

W杯1次予選 チケット販売スタート

Photo FFC

 カンボジアサッカー連盟(FFC)は9日深夜、公式ソーシャルメディアに本日より販売開始する、W杯1次予選マカオ戦のチケットの画像を掲載した。

 メインスタンドは、合計で1,500枚販売。決して多いとは言えない販売枚数である。その他のカテゴリーのチケットも連盟のオフィスに電話で事前に予約、そして購入することが可能ではあるが、今日から12日まで混乱する可能性もあるので直接オフィスに行く方がいいかもしれない。

 日本人で試合観戦を予定されている方も、事前購入をおすすめしたい。

2015-03-09

プノンペンFCの日本人選手と触れ合うチャンス!

Photo Kenji Yoshida

 プノンペンFCの吉田GMは8日、プノンペン市内にある日本人経営のバー「ウッドボール」で、クラブに所属する日本人4選手がお手伝いするイベント 「プノンペンFC DAY @ ウッドボール」 をFacebookで発表した。ウッドボールは、タイでは有名なバーです。

 イベントは12日に開催予定で、時間は19時から22時予定で選手が参加する。木原選手兼監督はもちろん、元アビスパ福岡でドイツでもプレーした新加入選手の吉原選手も参加する予定だ。お時間ある方は行ってみてはどうだろうか。


カンボジア代表はアーミースタジアムでトレーニング



 カンボジア代表は8日、W杯1次予選の試合会場である、アーミースタジアム(オールドスタジアム)でトレーニングを行った。

 写真で見る限り、選手は絞られている感じではあるが、最終メンバーの発表は行われていない。半数近い選手が、W杯予選と月末にタイで開催されるU23アジア選手権予選を戦うと見られている。

 運命のW杯予選マカオ代表との試合まで、あと5日に迫っている。

2015-03-08

新たなフランス系カンボジアがプノンペンクラウンでテスト中


 フランスの地域リーグでプレーしていたと思われる、GKダニースレイがプノンペンクラウンのトライアルに参加しており、トレーニングマッチにも出場。

 どうやら同クラブで活躍するフランス系カンボジアのボリスコックと知り合いのようで、カンボジアに来る前からコンタクトをとっていた。本人のソーシャルメディアには、勤務先がフランスのマクドナルド ラネステール店になっているので、完全にプロ経験はないと思われる。

 現在プノンペンクラウンでは同じくGKで日本人の東風選手もトライアルを受けている。果たして東風のライバルになるのか。気になる存在ではある。

カンボジア代表の給料は月US$3,300

Photo Masayori Ishikawa

 カンボジア現地メディアによると、代表監督のリーの昨年の給料は月US$3,300 (年間US$39,600) だったと報じている。

 リーとカンボジアサッカー連盟(FFC)は、2013年8月1日より2年間契約を結んでいる。つまり今年の夏には契約が切れることになっているが、今のところ契約延長の有無に関して情報はない。おそらくW杯1次予選、U23アジア選手権予選、そして5月のシーゲームの結果次第で契約延長か否かを判断するだろうと伝えている。


2015-03-07

W杯1次予選 販売チケット詳細発表

Photo FFC

 カンボジアサッカー連盟は7日、12日にアーミースタジアム(オールドスタジアム)で開催されるW杯1次予選、マカオ戦の販売チケットの詳細を発表した。

 販売チケットは全部で4種類で、メインスタンドは20,000リエルと15,000リエル。バックスタンドは10,000リエル。ゴール裏は4,000リエル。赤い部分は駐車場(バイク)のスペースになる。チケットは既にFFCのオフィス(オリンピックスタジアム)に電話でお問い合わせをしてくださいということなので、事前に手に入る可能もある。満員になる可能性は十分にあるので、行こうとしている人は要チェックしておこう。

 12日当日は、14時に各ゲートが開門し、ファンゾーンや選手がウォームアップ中にファンにボールなどを投げ入れるイベントも行われる予定。試合は16時キックオフ予定。

 いよいよあと5日でカンボジアのW杯予選がスタートする。

ウエスタン大学FCがスタジアムの最新状況を報告

Photo Westen Uni FC

 カンボジアリーグ1部のウエスタン大学FCは6日、公式ソーシャルメディアにスタジアムの建設状況を報告した。

 プノンペンのトゥールコック地区に建設中の同クラブのスタジアム。ピッチはほぼ完成し、あとはスタンドなどを建設するだけだろうか。おそらくリーグ開幕の7月には間に合うだろう。

 それにしても同クラブは1度クラブ名を変更したはずであったが、確定ではなかったのかエンブレムなどが削除されている。これもカンボジアならではだろうか。いまいちよくわからないクラブである。

カンボジア代表はプノンペンクラウンに2-1で勝利し W杯予選へ弾みをつけた

Photo Phnom Penh Crown FC

Photo Phnom Penh Crown FC

 カンボジア代表は6日、プノンペンクラウンのホームスタジアムであるRSNスタジアムで同クラブとトレーニングマッチを行い2-1で勝利した。

 一昨日はナーガワールドと試合を行うなど、本番前に連戦するカンボジア。おそらくこの試合のスタメンが12日のスタメンというわけではないと思われる。しかし、先日のシンガポール戦を含め、3連勝と調子は良さそうだ。次第にファンの間でも盛り上がりを見せているW杯1次予選マカオ戦。国民の期待は想像以上に大きいものになるのではないだろうか。

 またこの試合、プノンペンクラウンでテスト生と参加している日本人GK東風はスタメンで出場し活躍したようだが、正式契約には至っていない。とはいっても、ほぼ契約確定で間違いないだろう。

 W杯1次予選まであと5日ほど。カンボジアがどんな戦いを魅せてくれるのか。そして、ホームアーミースタジアムがどんな雰囲気になるのか、非常に楽しみである。

2015-03-06

カンボジア代表はナーガワールドとのトレーニングマッチで1-0と勝利した

Photo Savanna Kem
Photo SovannaKem

 カンボジア代表は5日、強化合宿の拠点であるトンレバティでカンボジアリーグ1部ナーガワールドFCとトレーニングマッチを行い1-0で勝利した。

 代表監督のリーは、まだ最終メンバーの発表をしていない。おそらく本日のプノンペンクラウンとのトレーニングマッチで決定するとみられている。ナーガワールドFCは、日本人深澤選手、伴選手もプレーした。

ナショナルポリスに元藤枝MYFCのFW石井雄輔が加入

Photo Soccer King

 日本のメディアは6日、元藤枝MYFCの石井選手がカンボジアリーグ1部、ナショナルポリスと契約したと写真付きで報じた。FC今治などでプレーしていた清水選手も自身のブログで同クラブと契約したことを報告し、一気に2人の日本人がナショナルポリスに加入した。

 石井選手は、流通経済大学付属柏高等学校から流通経済大学へ進み、その後藤枝MYFCでプレーしていた。石井選手、清水選手がナショナルポリスを上位に導けるか、今季の楽しみのひとつになりそうだ。



ナショナルポリスに清水一平選手が加入

Photo いっぺー冒険記 

 昨シーズンFC今治でプレーしていた清水一平選手は5日、自身のブログで今季カンボジアリーグのナショナルポリスFCと契約したことを報告した。

 ナショナルポリスは、昨シーズンまでアルビレックス新潟プノンペンの吉田選手とスヴァイリエンの谷選手が所属していたクラブで、一昨年はアーミーFCの太田選手も所属していた。ナショナルポリスの監督であり、代表のアシスタントコーチを務めるヤニットは、前々より今季も日本人選手獲得に意欲を示していた。

 清水選手は国士舘大学出身で、最近ではFC今治、グル―ジャ盛岡などでプレーしていた。

マカオ代表はカンボジア戦に向けて代表選手18名を発表した


 マカオサッカー協会は4日、カンボジアとのW杯1次予選に向けて18名の代表選手を発表した。チームは10日にカンボジア入りし、11日に帰国後、17日の第2戦に備えて準備するとのこと。

代表選手18名はこちら
何文輝、卓嘉明、鄭正揚、李家謙、陳敏、何子楓、蔡永豪、李天宇、劉柏堅、彭梓亨、李子健、龔政豪、何文浩、伊利、艾美達、阿歷山大、路易士、梁嘉恒

 カンボジアは、カンボジアリーグのクラブとトレーニングマッチ組み、最終調整を行っている。W杯1次予選後にU23アジア選手権予選も控えていることから、リー監督がどう融合させるのか。代表発表が待ち遠しい。