2015-03-13

W杯1次予選 第1戦 カンボジアが3発完封でホームでマカオに勝利

Photo Masayori Ishikawa

 W杯アジア1次予選第1戦が12日に各地で行われ、カンボジアはホームでマカオに3-0と勝利を収めた。終始圧倒したカンボジアは、後半途中出場のバタナカが2得点の活躍。最後はロスタイムにラヴォラヴィ―が左サイドからのクロスをしっかり頭で合わせて試合を締めた。

 満員の観客の後押しを受け試合開始から攻め続けたカンボジアはマカオを圧倒。しかし、ゴール前での決定力不足、そして判断ミスなどが目立ち、幾度となく訪れたチャンスも活かせず前半を終える。

 後半リー監督はバタナカ、ソクンピアなどを投入し、さらに攻撃に厚みを持たせてきた。そして、その采配はズバリ当たった。63分、79分とバタナカが得点を奪い、ロスタイムにはラヴォラヴィーがダメ押しの3点目を叩きこみ試合終了。

 カンボジアは第2戦へ向けて、大きな勝利を得た。


カンボジア代表 リー監督 試合後のコメント

「バタナカはいくつか怪我を抱えていたので90分プレーさせることはできなかった。それでも彼の期待に応えてくれる活躍だった。まず私たちは最低限の結果を前半戦で手に入れることができたが、ミスが多かったのことも忘れてはいけない。それでもラヴォラビーの3点目で、マカオで行われる第2戦へ向けて楽になったことは確かです。しかし、私は既に選手たちには切り替えるようにと言っています。まだ私たちにはやらなければいけないことがあり、何も掴んでいないのです。」

マカオ代表 タム ラオ サン監督 試合後のコメント

「私たちにとってとても残念な結果でした。しかし、2失点後に2度決定的なチャンスもありました。しかし決めることができませんでした。今日の結果で、カンボジアは大きく有利な立場で第2戦を迎えることができますが、次は我々のホームで試合が行われますベストが尽くせるよう頑張りたいと思います。」

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