2015-05-25

新カンボジア国立競技場の最終デザインを発表!

Photo Phnom Penh Post

 カンボジアのフンセン首相は18日、2023年東南アジア競技大会(シーゲーム)開催に向けて建設計画を進めている新カンボジア国立競技場の最終デザインを発表しました。

 同スタジアムの建設費用についてオリンピック委員会の関係者は、「以前フンセン首相が訪中した際、中国国家主席である習近平氏との会談で、中国政府が建設資金の提供を約束しました。」とコメント。つまり、当初の予定通り、ほぼ中国政府の援助によって建設されることが決定したということです。

 この新国立競技場は、2013年より建設現場の地面を工事し始め現在のところ60%の段階とのことで、今後4~5年の間に完成を目指して着工される予定。収容人員は60,000人で、周辺には他の競技施設や選手村なども建設される予定とのことです。

 またフンセン首相は、シーゲーム開幕を前に選手やコーチのサラリーを引き上げることも発表しました。それにより生活環境やトレーニングの質も高めることができるだろうと話しています。政府が先頭に立ってスポーツに力を入れると明言していたカンボジア。少しずつではありますが、前に進んでいるようです。



 

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