2015-06-09

シーゲーム カンボジアはシンガポールに敗戦


 東南アジア競技大会(シーゲーム)シンガポール: U23カンボジア代表は8日、開催国シンガポールと対戦し、1-3で敗退。この結果、予選突破はかなり困難な状況になった。

 インドネシア戦の大敗後、ソーシャルメディアには戦術と守備陣への批判で埋め尽くされた。その声に動かされたのか、それともチームとしての判断だったのかは定かではないが、シンガポール戦はメンバーを入替え、システム自体の変更もしたが、逆に得意のカウンター攻撃は影をひそめ、脅威になることもなく簡単に敗れてしまった。

 大会前にシンガポールと2試合行ったが、その試合を観ていた関係者はカンボジアのカウンター攻撃に舌を巻き拍手で称えた。今大会直前、カンボジアは間違いなく何かを起こすと誰もが思っていたのだ。しかし、この試合で見せた5バックはなんだったのだろうか。どうみても本調子ではないシンガポールを相手に何がしたかったのか。

 大敗すれば守備陣を批判し、この試合ではレフェリーを批判。マネージャーが声明を出せば、それに同意を示す。確かにカンボジアファンの反応はどれも間違ってはいないだろう。

 カンボジアはあと1試合、ミャンマー戦が残されている。大げさかもしれないが、この試合は今後のカンボジアサッカーの未来が見える90分になるかもしれない。


0 件のコメント:

コメントを投稿