2016-03-28

カンボジア シリアに大敗。そして強まる監督批判。



324日、カンボジアはオマーンでシリアと戦い0-6で敗れた。これでカンボジアにとってのW杯とアジアカップへの戦いは終わりを告げた。

(アジアカップはプレーオフが残されていました!)

この試合でバタナカなど主力メンバー数選手を登録外にした韓国人のイテフン監督に対し、カンボジアの多くのファンがソーシャルメディアを通じて批判的なコメントを書き込んでいる。近年のカンボジア代表の活躍に大きく貢献してきた同監督が何故このような事態になっているのか。高評価から一転の裏には……

シリアから帰国後、メディアに主力選手を外したことについて問われたイテフン監督は詳細を語ろうとはしなかった。しかし、バタナカなどの振る舞いに問題があったのは確かのようだ。プロフェッショナルな選手として、またカンボジア、国を背負う一人の選手として、監督には思うところがあったのだろう。

しかし、そんなこと理由は今のカンボジアファンには通用しないのだ。今年に入り、カンボジアオールスターはタイの強豪ムアントン、ブリラム。そして今月に入りラオスオールスターと試合を行い代表戦を上回る熱狂と感動を与えている。

それらの試合をみているファンにとって、今回のシリア戦の大敗は期待と希望が大きく打ち砕かれた、言い方を変えればイテフンに裏切られた。そのような感情なのかもしれない。

カンボジアオールスターを率いたソバナラは、以前代表を率いていた。トヨタメコンクラブ選手権でもボンケットを準優勝に導いた彼を代表監督へ。そんな声が日に日に増している。このままでは、急激に成長と発展を遂げている今のカンボジアにとって、そのスピードを緩めかめない、そんな事態にならないといいのだが….

W杯とアジアカップは終わったが、この秋にはスズキカップがある。カンボジアはまずこの大会でタイトルを獲るための準備をしてほしい。


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