2015-11-18

カンボジア代表 ホームで日本に敗戦


W杯アジア2次予選は17日、各地で開催された。カンボジア代表はホームで日本代表と対戦し0-2で敗れた。9月のアウェイでは0-3。そしてホームでは0-2と、いずれも得点だけみれば大敗ではないものの、多くの部分で差は明らにあった。それでも、このW杯予選で日本と同組になってから、選手もファンも日本戦へのモチベーションは非常に高かった。香川や本田、長友や吉田など、欧州リーグが人気なカンボジアでは、彼らと試合ができる、彼らを見ることができる、カンボジアにくる。それだけでも素晴らしい経験、そして記憶になるのだ。だからといってもいいのかもしれない。シンガポールやアフガニスタン、シリアとの試合より、気持ちが入る。だから大敗に結びつくことがなかったのかもしれないと。

試合後、選手たちはユニフォームをもらうために必死であった。しかし、タイムアップの笛が鳴る94分間の彼らのプレーは本気そのものだった。そして昨夜はバタナカが途中出場。ウドンは出場なしと、注目選手がそれぞれスターティングメンバーを外れたのは残念だった。

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番のソクンピアは
「残念な結果でしたが、ベストを尽くしました。そしてこれからもベストを尽くします」。主将を務めたティエリーは
「とても素晴らしい試合であり、記憶に残るものだった」とそれぞれ語っている。
また先制点に絡んだラヴォラヴィーは
「オウンゴールを献上してしまいすみません。そして皆さん、応援をありがとう」と感謝の気持ちを伝えていました。

カンボジア代表は、20日から中国で開催される国際大会に参加します。また、リーグ戦のプレイオフと、トヨタメコンクラブ選手権が同時期に開催されます。そのためメンバーは大幅に入れ替わる可能性がありますが、いい経験をした(する)だけではなく、確実に成長を遂げていってほしいものです。

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