2015-03-05

W杯1次予選の会場はオールドスタジアムに決定

Photo Sabay/Sun Liheang

 カンボジアサッカー連盟(FFC)は5日、12日に開催されるW杯1次予選ホームをプノンペンのオールド(アーミー)スタジアムで開催することを正式に発表した。

 カンボジア現地メディアによると、本日午後4時にFFC関係者が会場を訪れ、最終確認を行った。安全面、トイレ、そしてドレッシングルームなど、開催にあたりいくつかチェックポイントがあったようだが、それらの項目を無事クリアしたようだ。

 また、チケット販売の要項も発表された。席種は2万リエル、1万5千リエル、1万リエル、4000リエルの4カテゴリーになるとのこと。現在リニューアル中のオリンピックスタジアムと異なり、収容人員が少ないため超満員が予想される。当日観戦に訪れる場合は、しっかりとチケットを購入したほうがようさそうだ。

 試合は12日午後4時キックオフ予定。


壱岐友輔に託されたカンボジアの夢

Photo Masayori Ishikawa

 プノンペンから40km離れた小さな町、トンレバティ。昨年2月、14年間過ごしたベガルタ仙台からカンボジア育成年代のディレクター(総監督)に就任した壱岐友輔は、この小さな町に作られたカンボジアナショナルフットボールセンターでカンボジア全土から選抜した育成年代の指導にあたっている。

 壱岐が指導にあたるのは、2023年にカンボジアで開催される予定のシーゲームで、金メダルを目指す代表チームだ。これはカンボジア王国が、国をあげて力を入れるプロジェクトのひとつで、その夢のひとつのスタートを日本人である壱岐にたくしたのだ。

 日本サッカー協会(JFA)のアジア貢献事業の一環で、JICAのサポートを得る形でカンボジアに派遣された壱岐。家族を日本に残し、単身カンボジアへ渡った。

昨年10月にアセアンフットボールリンクに掲載されたインタビュー記事も見てほしい。

この記事からも、そして実際お会いしても、壱岐はカンボジアでの苦労を何か楽しんでいるように思える。性格的にも合っているいるというが、そこには大好きなフットボールを通じて成長する、カンボジアの子供たちの姿がしっかりと感じることができているからなのかもしれない。

 そんな壱岐は常々 「とにかくカンボジアは外にでて経験を積まなければいけない。」 と言う。

 昨年11月、国際交流基金、JFA、そしてJリーグの三者が、今後のアジアにおけるサッカー交流ならびに、協働事業に関する覚書を締結したと発表した。この発表がされる直前、壱岐が率いるカンボジア代表は大阪でキャンプを行っていた。このキャンプこそ、国際交流事業アジアセンターの支援によって実現したものだった。この日本合宿でも、壱岐はまたひとつ大きな手応えを掴んでいるようだった。

 そして昨年末、現役時代ガンバ大阪で活躍し、その後タイリーグでもプレーした木場氏がアンバサダーを務めたU14アセアンドリームフットボールトーナメントに参加し、タイの強豪クラブやJのクラブとも試合を行う機会を得た。結果は1勝6敗ではあったが、同大会で国際大会初勝利を勝ち取ったのだ。その相手は、モンテディオ山形だった。

 壱岐は大会後、自身のブログにこう綴った。

最初の頃は勝敗どころの問題にもならない点差で負け続け、当然このような状況が続くと試合をする前にメンタル面で弱気になり、試合どころではなくなる。試合が始まれば、技術、戦術的に未熟の為、守備一辺倒で、攻撃すらままならない国際経験からのスタートでした。

それが、この1年間で、日本遠征2回、国内ではリーグ戦、カップ戦を戦い、普段の練習も一生懸命取り組んだ結果、今大会で彼らは、どのような相手だろうと勇敢に立ち向かい、どの対戦相手にもボールを持つ時間をつくれる様になりました。


 壱岐が任された代表は、2023年のシーゲームで頂点を目指すチームだが、当面の目標は今年9月に開催されるAFC U16選手権予選突破。そしてその大会直前には、AFF(アセアン)U16選手権(インドネシア)もある。もちろん、どの大会も勝てる保証などどこにもない。しかしこの1年、壱岐が大切に撒いた種は確実に育っている。

 この秋、勝っても負けてもカンボジアはアジアを驚かすかもしれない。いや、驚かしてほしい。そんな壱岐カンボジアに、是非フットボールファンは注目してほしい。

サッカー連盟が公式マスコット調査をスタート


 カンボジアサッカー連盟(FFC)は、ソーシャルメディアを通じて公式マスコットについての調査を行っている。今回カンボジアの象徴とされる3つの動物が候補になっており、ファンがどの動物を選ぶのか注目されている。また、人気が高かった動物を、今後代表チームの公式マスコットにするようだ。

 この調査は今月2日から行われているが、FFCによるとフンセンカップでプノンペンFCの応援にわざわざ日本から駆けつけた人気マスコット、蛙の一平くんの影響を受けて始めたとか。思わぬところでも影響を与えた蛙の一平くん。果たしてどの動物が代表公式マスコットになるのか楽しみである。

2015-03-04

アントニオ猪木氏 カンボジア王国オリンピック委員会アンバサダーへ


 カンボジアメディアによると、アントニオ猪木氏をカンボジア王国オリンピック委員会(NOCC)アンバサダーに任命したことを明らかにした。今後は同氏に、カンボジア武術ボッカタオやレスリングの発展に協力してもらうとのこと。

 NOCCのチョモラン委員長によると、「アントニオ猪木氏は1992年よりカンボジアで武道(柔道やテコンドー)の発展のために協力してくれている。また、今回アントニオ猪木氏を迎えたことで、2023年のシーゲーム成功のため、2020年東京五輪を開催する日本から多くのことを学べるだろう」 とコメントしています。

 あまり知られていませんが、近年多くの日本人アスリートがカンボジアで活躍されています。フンセン首相も国をあげてスポーツに力を入れると表明しているようなので、交流も活発化していくのではないでしょうか。非常に楽しみです。

スポーツでカンボジアの子供たちを笑顔にする

Photo 

 スポーツを通じてカンボジアを支援する学生国際協力団体CUE。関西の大学生が中心となって2011年の3月に設立した同団体は、今までにカンボジア国内に3つのフットボールフィールドを完成させた。現在は4つ目のフィールドを建設するための活動をしている。

 今回何故ご紹介させていただくかというと、同団体の広報である長谷部さん(関西大学)より、度々ご連絡を頂いたことがきっかけです。カンボジアフットボールの成長と発展は、リーグの活性化はもちろん、このような全国各地にフィールドができることにより、子供たちがよりプレーできる環境になることが大事だと考えています。

 また同団体は、ただ建設するだけではなく、アフターフォローもしっかり行っているようで、フィールドに隣接する学校関係者とも完成後の問題点などを話し合い、よりよい環境作りに尽力しています。

 学生国際協力団体CUEの皆さんが作ったフィールドから、プロ選手を目指す子供たち、また代表選手が生まれたらいいですね。是非チェックしてみてください。

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W杯1次予選 プノンペン開催が濃厚

Photo Takahito Ota Facebook

 来週木曜日に迫るW杯1次予選。カンボジアの現地メディアやマカオサッカー協会によるとどうやら会場はプノンペンのオールドスタジアム(アーミースタジアム)になりそうだ。

 オールドスタジアムは、カンボジアリーグ1部のアーミーFCの本拠地である。同クラブに所属する日本人太田選手のソーシャルメディアのよると、先日より選手とスタッフが総出でスタジアムの補修や清掃を行っている。

 同スタジアムは12,000収容(正式な人数は不明)で、場所も市内にありアクセスもいい。当日は満員になることも考えられるが、オリンピックスタジアムと違い敷地は広くないので、入場前に駐車場で混乱が起きる可能性もあるかもしれない。行かれる方は要注意です。

 しかし、「スヴァイリエンスタジアムで開催します。」 なんてことも余裕で起こり得るが、そこは驚かないでほしい。至って普通の出来事として捉えていただきたい。また、そうなってもいいように、予め移動手段も調べておく必要があるかもしれない。

 試合は12日木曜日、午後4時キックオフ。

2015-03-03

マカオ戦へ エースソクンピアを招集

Photo Sovanna Kem

 カンボジアサッカー連盟は2日、W杯1次予選へ向けた強化合宿に、コウ・ソクンピア(ナーガ)、チャン・バタナカ(ボンケット)、そしてオル・ラヴィー(ポリス)の3選手を追加招集したことを発表した。

 来週木曜に迫るW杯1次予選マカオ戦。6月からスタートする2次予選に駒を進めるために、この3人の招集は確実に戦力アップになることだろう。その一方で、同じく今月末に予選を控えるU22がどのようなメンバーなのか気になるが、今のところ12日ホームのマカオ戦に全力を注ぐことになりそうだ。